千葉理数教育高大連携ニュース
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千葉理数教育高大連携ニュース NO.129(2018.06.01)

【1】第12回高校生理科研究発表会のご案内 (再掲)

 千葉大学では、「産官学・マスメディア」を統合した次世代型の高大連携をめざし、新しい理数教育高度化の取り組みを行っています。その活動の目玉として、高校生を対象とした理数分野の自由研究発表会を開催しています。今年度12回目となる「高校生理科研究発表会」です。
 高校生の理科(物理、化学、生物、地学)、数学・情報に関する先進的・創造的な研究発表を期待します。
 この催しには、文部科学省、朝日新聞社をはじめ多くの機関・組織の共催・後援・協賛をいただいています。

 ●日 時 : 2018年9月29日(土)
         8:30~17:00(予定)
 ●会 場 : 千葉大学西千葉キャンパス(千葉市稲毛区弥生町1-33)
         体育施設(体育館)を中心に開催します。 
 ●プログラム
  8:30 ~ 9:00 発表会場で受け付け、ポスター掲示など各自の発表準備
  9:00 ~ 11:00 「グループA」のポスター発表
 11:00 ~ 11:50 昼食・休憩
 11:50 ~ 13:50 「グループB」のポスター発表
 13:50 ~ 14:00 表彰式会場へ移動
 14:00 ~ 15:30 講 演
 15:30 ~ 16:40 表彰式・講評・特別賞受賞者写真撮影

 なお、「募集要項」は下記URLに掲載されています。
http://www.cfs.chiba-u.jp/koudai-renkei/event/requirements.html

【2】「サイエンスイベント」参加者募集中

 夏休みを中心に今年もすばらしい講座が計画されています。イベントのテーマ、開催日時、場所は以下の通りです。各高校の先生方、関心のある生徒さんに是非紹介してください。イベントの詳しい内容・お申し込みは、関連学部のウェブサイトまたは下記のウェブサイトをご覧ください。

「毒はどれだけ食べても大丈夫?~食品の安全を最先端分析で確かめよう~」
平成 30年 7月24日(火)
千葉大学大学院薬学研究院予防薬学研究室
http://www.cfs.chiba-u.jp/koudai-renkei/topics/files/ht30057.pdf

「めざせ放射線博士! ~放射線や紫外線の生体影響を見てみよう~」
平成 30年 8月 3日(金)
千葉大学教育学部(西千葉キャンパス)4号館
http://www.cfs.chiba-u.jp/koudai-renkei/topics/files/ht30058.pdf

「傷を治す体の仕組みを免疫細胞から考えてみよう」
平成 30年 8月 4日(土)
千葉大学 教育学部(西千葉キャンパス)4号館・5号館
http://www.cfs.chiba-u.jp/koudai-renkei/topics/files/ht30059.pdf

「平成30年度 千葉大学理学部生物学科サマースクール」
平成30年 8月 2日(木)
平成30年 8月 3日(金)
千葉大学 西千葉キャンパス
http://www.cfs.chiba-u.jp/koudai-renkei/topics/files/h30summerschool.pdf


 その他の「サイエンスイベント」は下記のウェブサイトをご覧ください。
http://www.cfs.chiba-u.jp/koudai-renkei/information/events.html


【3】「第21回数理科学コンクール」参加者募集中

 千葉大学先進科学センター主催、「第21回数理科学コンクール」が、平成30年7月21日(土)、22日(日)の2日間、千葉大学西千葉キャンパス総合校舎4号館に於いて行われます。
 コンクールの詳しい内容・お申し込みは、下記のウェブサイトをご覧ください。
https://www.cfs.chiba-u.ac.jp/events/math/outline.html
http://www.cfs.chiba-u.jp/koudai-renkei/topics/files/h30surikagaku.pdf

【4】2018年第1回千葉大学化学教育研究懇談会が行われます

 2018年第1回化学教育研究懇談会が、平成30年7月12日(木)、千葉大学西千葉キャンパス・松韻会館・一階会議室 に於いて行われますので、ご参加くださいますようお願い申し上げます。
 今回は,新進気鋭の先生方に最新の研究成果を紹介していただきます。
 懇談会の詳しい内容・お申し込みは、下記のウェブサイトをご覧ください。
http://www.cfs.chiba-u.jp/koudai-renkei/topics/files/2018kagakukondankai-1.pdf


【5】「AP次世代才能スキップアップ」プログラム 参加者募集

 「次世代才能スキップアップ」プログラムとは、将来研究・教育者を目指す高校生に、大学教養教育レベルの実験や講座・グローバル化教育を提供し、理系グローバル人材としての資質を身に付けてもらう、人材教育プログラムです。
 詳しい内容・お申し込みは、下記のウェブサイトをご覧ください。

http://www.cfs.chiba-u.jp/koudai-renkei/topics/files/2018skip.pdf



【編集後記】

 ガイガーカウンターを使ってカリウム40の半減期の測定をしてみました。計測原理はN個の原子が1秒間に崩壊する数(N/dt)と、N個の原子1個1個がそれぞれ1秒間に崩壊する確率λと原子数Nの積は等しいという仮定(微分方程式を一次近似とみなす)から求めます。1人がN個のサイコロをまとめて投げたときに1が出たサイコロの数と、N人の人がそれぞれ1個のサイコロを投げたとき、或いは1人が1個のサイコロをN回投げたときに1が出たサイコロの数が等しいというイメージで捉えるのはいかがでしょうか?
 カリウム40原子がβ崩壊して出てくるβ線の方向は全方向に均等なはずですからガイガーカウンターの開口部分の面積とカリウムからの距離を半径とする球の表面積の比とガイガーカウンターの値からN個の原子が1秒間に崩壊した数を求めます。また、カリウム40はK殻電子捕獲(EC)による崩壊も起こりますのでこれも考慮に入れます。
 簡単な実験ですが理科年表の値に近い値が得られました。
 もっと精度を上げるにはどうしたらよいか考えて実験で確かめるのも面白そうです。


詳しくは下のURLをご覧ください。
http://www.cfs.chiba-u.jp/koudai-renkei/information/files/han.pdf

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