千葉大学|高大連携企画室

 

   
       
                 

 



 
千葉理数教育高大連携ニュース NO.5(2007.07.17)


 

【1】第1回高校生理科研究発表会の日程がほぼ固まりました

9月29日(土)第1回高校生理科研究発表会の日程がほぼ固まりました 。9月になって、応募状況によっては、発表形態が一部変更になるかもしれ ませんが、大筋は以下のように決まりました。

受付 : 9:30〜10:00
発表 :10:00〜13:50 (自然科学系総合研究棟1 大会議室)
移動 :13:50〜14:00
講演 :14:00〜15:00 (工学部15号棟 110号教室)
  「プラナリアの摂食機構」  
  下山 せいら(筑波大学・生命環境学群1年)
  「粘菌の情報工学への応用」
    吉田 翔(筑波大学・生命環境学群1年)
  理数大好き学生の発掘・応援プロジェクトの紹介(5分程度)
表彰式・講評:15:00〜16:00 (工学部15号棟 110号教室)  
                 休憩
講演 :16:20〜16:50 (工学部15号棟 110号教室)
     「SSHその糸口から出口までの体験談」    宇田川 信次(千葉東高校)
交流会:17:00〜19:00  (生協 第1食堂)  

参加者が、発表するだけでなく他の参加者のポスター発表を聞くこともで きるようにするため、2グループまたは3グループに分けて交代で発表する ことを考えています。2グループにするか、3グループにするかは、応募状 況を見て最終的に決定します。  当日は、朝日新聞の取材が入ります。6月20日と7月6日の朝日新聞の 広告特集として、千葉科学元気プロジェクト構想が紹介されています。第1 回高校生理科研究発表会はその大きな目玉ですので、深く関わっている朝日 新聞社も力の入った取材を行なうのではないでしょうか。もちろん取材を受 ける主役は参加生徒であり、指導された先生方です。  発表後審査結果を待つ間、ISEF(International Science and Engineering Fair )で優秀な成績を収めた生徒(現大学生)の研究発表を中心とした講演 があります。  下山せいらさんは、読売学生科学賞で文部科学大臣賞を受賞した後、ISEF に派遣され、動物部門で1位になりました。  吉田翔さんは、朝日のJSEC(Japan Sciennce & Engineering Challenge) でアジレント・テクノロジー賞を受賞した後、ISEFに派遣され、材料・ バイオ工学部門で4等賞に選ばれました。  この発表会に参加した生徒にとって、もっとも刺激的な講演になると思い ますので、生徒さんによろしくお伝えください。  表彰式・講評の終了後、昨年まで県立柏高校のSPPおよびSSHの事務 局長であった宇田川信次先生の講演があります。どちらかというと、先生方 を対象とした赤裸々な体験談です。興味のある生徒さんも聞くことができま す。これからSSH等を計画している先生方には興味深い話が聞けると思い ます。  宇田川先生の講演の後、場所を変えて交流会を計画しています。積極的に 参加して、高校間および高校・大学間の人的ネットワークをつくっていただ きたいと考えています。会費は2,500円程度ご用意ください。後ほど、参加 の有無をメール等でお聞きします。

 


 
【2】大高一雄名誉教授、千葉市科学館の館長に内定しました  

10月20日オープンする千葉市科学館の館長に大高一雄名誉教授が内定 しました。大高先生は東大工学部物理工学科卒、学術審議会専門委員、日本 物理学会会誌編集委員を歴任。今年の3月まで、千葉大学先進科学研究教育 センターの教授として、飛び入学の推進と入学した学生の面倒を見るという 多忙な中にありながら、同時に優れた研究成果をあげてきました。今年4月 には、今年度の文部科学大臣表彰研究部門賞を受賞しました。

 
【3】編集後記  

9月29日の第1回高校生理科研究発表会で、審査をしていただける先生 方がほぼ固まりました。大学側の先生が10人、高校側の先生が13人です 。応募状況によっては、増員の可能性もあります。  この発表会は、理科教育高度化推進・向上のために行う発表会です。奨励 のために賞は出しますが、いわゆる「研究のコンクール」ではありませんの で、JSECや読売学生科学賞等と競合するものではありません。重複して 応募することができます。 まもなく夏休みに入ります。課題研究や自由研究はこれからが本番でしょ うか。生徒のご指導方、よろしくお願いいたします。 手探りで進めてきた高大連携企画室の業務も少しずつかたちができてき ました。現在、ニュースの配信先は学内外を合わせると120人を超えてい ます。小さな流れから、だんだん大きな流れになりつつあることを実感して います。園芸学部の安藤昭一先生より、「中学生・高校生バイオ研究発表会の募集 案内」を紹介してほしいという話がありました。このニュースには原則として添付ファイルをつけない方針ですが、今回は関連するPDFファイルを添 付します。
 

 

 



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