千葉大学|高大連携企画室

 

   
       
                 

 



 
千葉理数教育高大連携ニュース NO.13(2008.06.19)

【1】千葉大学特色GPフォーラムのお知らせ
【2】平成20年度開催、高校生対象サイエンスイベント一覧
【3】コンデンサーの電気容量測定装置20セット貸し出し可能です
【4】編集後記


 

【1】千葉大学特色GPフォーラムのお知らせ
高校生の理科離れはもちろん理系大学生すら自然科学に対する実体験がない現状、技術立国日本の将来は決して安泰ではありません。千葉大学では物理教員集団を中心に物理実験教育を見直し、理系から文系まで一人一人の学生が自然科学を実体験できるような実験キット、パーソナルデスクラボ(PDL)を開発しました。今回のフォーラムでは、千葉大学が提案するPDLを用いた物理実験教育を紹介するとともに、これからの物理教育をどのように改善していくべきか、皆さんと考えていければと思います。

会議名 :【千葉大学特色GPフォーラム】
「物理教育の現状とPDLによる実験体験学習」
開催日時:8月27日(水)13:00-17:00 参加費無料 要事前申し込み
開催場所:千葉大学 けやき会館
(千葉市稲毛区弥生町1-33 最寄駅:総武線西千葉駅下車・徒歩10分)

プログラム:
    千葉大学におけるPDL実験教育------山本和貫(千葉大学)
    体験型理系基礎教育の新しいモデル -SEED- ------三澤和彦(東京農工大学)
    文系学生に対する物理教育----------岡村秀樹(国際基督教大学)
    日本における高校物理教育の現状と海外の動向  ------岸澤眞一(埼玉県立越谷北高校)
    高校の物理実験教育とPDL-----------堀  亨(千葉県立千葉高校)
    PDL実験教育の今後の展開-----------東崎健一(千葉大学)
    パネルディスカッション

詳しくはこちらをご覧ください。
http://gp.pdl.chiba-u.jp/forum.html

連絡先・問合せ先:
〒263-8522 千葉市稲毛区弥生町1-33
千葉大学 普遍教育センター 特色GP事務室
電話番号:043-290-3809
メールアドレス:physicsGP-jimu@office.chiba-u.jp
千葉大学特色GP URL: http://gp.pdl.chiba-u.jp/index.html

 

【2】平成20年度開催、高校生対象サイエンスイベント一覧

 今年度の高校生対象サイエンスイベントをお知らせ致します。夏以降のイベントについては、詳細が決まり次第ホームページにアップしていきます。

第11回数理科学コンクール--------------- 7/27(日)
細胞運動と筋収縮のしくみを探る---------- 8/4(月),5(火)
物理の世界を体験する3日間-------------- 8/4(月)?6(水) 3日間
身近にあるリズムとかたちの科学U------------ 8/4(月)?6(水) 3日間
糖に触れ、糖の不思議を体感しよう!------ 8/6(水)?8(金) 2泊3日
自然の贈り物?野草から薬ができるまで?-- 8/21(木)?23(土)2泊3日
第2回高校生理科研究発表会-------------- 9/27(土)
ホログラフィー・ワークショップ2008-----10/30?11/3のうち2日間
バイオテクノロジを支える「共生」化学----11/8(土),15(土),22(土)
公開講座未来を築く化学の世界------------11/15(土),22(土)

詳しくは、下記の高大連携企画室のサイエンスイベント欄をご覧ください。
http://koudai.cfs.chiba-u.ac.jp/sience_event02.htm

 
 

【3】コンデンサーの電気容量測定装置20セット貸し出し可能です

 ニュース10号で予告しましたが、コンデンサーの電気容量測定装置20セットができあがり、貸し出し可能になりました。コンデンサーは47μFと100μFの電解コンデンサーを使います。10μAの一定電流を流す簡易定電流器とコンデンサーの両端の電圧を測定することが可能な超高入力抵抗電圧計を用いてコンデンサーの電気容量を測定します。時間とともに電圧が上昇していきますので、1Vまで上昇する時間、2Vまで上昇する時間等々を測定します。測定時間に10μAをかけたものがコンデンサーに充電された電気量になります。並列接続、直列接続の公式を実験的に確認することもできます。この実験で物足りないときは、放電の実験も組み合わせるとよいでしょう。高入力抵抗電圧計は入力抵抗が1000GΩ程度あるので、ほとんど理想的な電圧計と考えられます。ただし、測定範囲は6V程度までです。
装置の写真と授業プリントについては、下記
http://koudai.cfs.chiba-u.ac.jp/zikkensouchi.htm
の、実験手引き書(高校版)から、ダウンロードできるようにしたいと思います。今のところは、光の反射と屈折および単スリットの回折だけです。偏光については、大学のマニアルと同じです。

 
 

【4】編集後記
高大連携企画室のホームページを更新するのに、スタッフ一同悪戦苦闘しています。現在の所、欠陥はありますが何とか最新の状態になっています。
第2回高校生理科研究発表会の準備は、少しずつ進めています。ポスター発表が終わって表彰式を待つ間の講演は、今年もJSECと学生科学賞で優秀な成績を収めた生徒の発表です。高校3年生の結城明姫さんと筑波大学1年生の牧野美咲さんに決まりました。ISEFを直に見てきた二人の先生による見聞報告もあります。楽しみにしてください。高校生理科研究発表会に今年もたくさんの応募があることを期待しています。

 

 
 



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