千葉大学|高大連携企画室

 

     
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千葉理数教育高大連携ニュース NO.19(2009.03.03)

【1】千葉市科学館の高校関係プログラム
【2】第3回高校生理科研究発表会について
【3】高大連携企画室のホームページを更新しました
【4】物理チャレンジ2008実験問題の装置を2セット借りました
【5】未来の科学者養成講座スタートアップ公開講座 募集案内
【6】編集後記


 

【1】千葉市科学館の高校関係プログラム

千葉市科学館館長の大高一雄先生から、以下のような高校関係プログラム について
の原稿をいただきました。

<2008年度高校生向け実験プログラムのねらいと問題点>

千葉市科学館では2008年度にめきめき科学教室というタイトルで全7 件のテーマを
設け高校2,3年生向けの実験教室を開きました。JSTの助 成を受けての企画でした。
平均、月一度の日曜日の午後、2〜3時間の実験 というプログラムで、具体的なテー
マは次の7つでした。
(1) レーザー光の反射と屈折
(2) 電子顕微鏡を操作する
(3) 光の波長の精密測定
(4) 単スリットによる光の回折
(5) 電波の送信と受信
(6) ガイガー計数管の作成と放射線測定
(7) プランク定数の測定
毎回の午前中には、午後の実験に関係する事項を授業で整理するということ をした。
はじめは、初回から最後まで理工系進学希望の高校2,3年生を集 めメンバーを固定
して次第に程度を高くしていき、最後のほうでは微分積分 も使った物理教室を、という
目論見であった。これは、私が受験生のときに、 このような経験を受験勉強の傍ら、月
に一度でもやれたらどれほど物理への 視点が広くできただろうかという反省もあった。
受験勉強の合間に高校3年 生や予備校生が来ると受験勉強と自分の将来の進路決定
によい経験になるに 違いないと思い、彼らの参加もひそかに期待した。担当は昔から気
心と実力 を知っている高校と千葉大の先生方にお願いし、授業は彼らの協力もお願い
しつつ自分で行った。毎回のテキスト作りも楽しく行った。例の、千葉大学 のPDLを利
用した日もある。程度は一般に高校から大学への橋渡しになるようにといった、やや高
度なものが選ばれたと思う。 さて、全て終了して、今は総括と来年度に向けて作戦を練
る時期である。 現実は厳しく、この高大連携ニュースの場を借りたり、私が持っている
先生方のネットワークを利用して呼びかけたりしたが、参加の高校生は本当に数 える
ほどであった。千葉市科学館のボランティアと千葉大学物理学科の学生 計4,5人が
毎回教室をサポートしたが、終了時の反省会では、「こんなよ い教室のチャンスをみ
すみす逃すなんてもったいないなー」という声がしきりだった。つまり、独り相撲の感が
強い。予備校があり行けません、という メールが入って欠席者が増えるのはなんとも
悔しかった。

<2009年度高校生向けプログラム>

現在2009年度のJSTの助成を申請して、あきらめないでもう一度挑戦しようとして
います。採択されたら、生徒集めにご協力をお願いするつも りです。昨年の反省も
取り入れて「実験物理―その醍醐味」「理論物理―そ の醍醐味」といったタイトルで
第1線の研究者による講演を入れるほか、いろいろ募集に工夫をしていこうと思って
います。先生方が自分の受け持ちの生徒の中からこれはという有望な生徒に名指し
でお前出ろと圧力をかけていただくとか、SPPに組み込んでもらうとか、科学クラブに
話をつけるとか、 初回から同じメンバーで押し通すのではなく、毎回の募集にしよう
かと思っています。また、日曜日を終日つぶすのではなくて、午後だけにして、授業、
実験1.5時間の合計約3時間程度の教室にしたいと思っています。

<2009年度教員研修向けプログラム等>

もう一つ千葉市科学館の2009年度のJST申請企画の中に高校の理科の先生を
集めた1泊2日の研修会があります。これは県と市の教育委員会の後ろ盾を得て、
科学館で夏に行う予定です。主たるプログラムは
1.PDLの研修関連
2.科学館の展示の利用による発展的学習について
3.物理の面白さの教育と受験勉強
4.SPPについて
の4テーマからなっていて、旅費、宿泊費を計上しています。いろいろなノウハウを
教室に持って帰っていただくねらいのほか、教員間のネットワークの構築もこれが
きっかけで進むことを願っています。いずれも採択されなければ絵に描いたモチに
なりますが、採択不採択の連絡は3月下旬とのことです。千葉市科学館は、2009
年度の計画として、小学生や中学生相手の 「どきどき2009」や「わくわく2009」の
それぞれ7テーマからなるシリーズの科学教室も、本年度の教室を改良した
プログラムでやることにしているほか、千葉市内の小中学校の先生を対象とした
研修会も計画して、 2008年度を上回るJST申請書類を、採択に向けて送り出した
ところです。

 

【2】第3回高校生理科研究発表会について

来年度の第3回高校生理科研究発表会は2009年9月26日(土)、千葉大学
けやき会館(西千葉キャンパス)で行います。午前9時?午後5時 までです。
今回はチラシファイルを添付しますので、内容を確認してください。来年度の
方式は今年度とほとんど同じです。

 
 

【3】高大連携企画室のホームページを更新しました

「高等学校への物理実験器具貸出」ページをリニューアルしました。現在貸出
可能な実験装置は次のようになっています。
・光(回折・偏光・反射と屈折)
・等電位線
・コンデンサーの電気容量
・放射線(ガイガー計数管)
それぞれについて、写真と実験用授業プリントのPDFファイルをダウンロード
できるようにしました。詳しくは、次のURLを。
http://koudai.cfs.chiba-u.ac.jp/zikkensouchi.htm

また、以下のホームページにもリンクを張りました。どのような内容かは、
下記のURLを。

パーソナルディスクラボによる実験教育の展開
(ポッドキャスト@千葉大図書館)
http://libcast-chibau.seesaa.net/

「ラボ on the デスク」から広がる科学の世界
(千葉大学未来の科学者養成講座)
http://www.edu.chiba-u.jp/miraikagaku/mirai_kagaku.htm

 
 

【4】物理チャレンジ2008実験問題の装置を2セット借りました

物理チャレンジ2008の実験問題に使用した「超音波実験装置」を2セットお借りして、
千葉大学高大連携企画室に保管しています。発信器と受信器の位相差がわかる
すぐれもので、波長測定、ヤングの二重スリット干渉実験、フレネルゾーンプレート、
ブラッグ反射等の実験ができます。 そのほかにも使い道がありそうです。100人の
受験者が使用した装置ですので、まさにPearsonal Desk Laboそのものです。内容と
写真については、下記の高大連携企画室のHPのURLへ。
http://koudai.cfs.chiba-u.ac.jp/challenge2008jikken.html

なお、「物理チャレンジ2009」第1チャレンジ理論問題コンテスト
2009年6月14日(日)13:30?15:00(90分間)
における千葉県の試験会場は今年から千葉大学になります。


 
 

【5】未来の科学者養成講座スタートアップ公開講座 募集案内

千葉大学では本年度より科学技術振興機構(JST)支援の下に「未来の科学者
養成講座」プロジェクトに取り組んできました。今回の講座は、平成21年度以降
に継続して行われる講座の第1回目となるものです。「未来の科学者」を希望する
方々がふるって参加されることを願っています。

日時:3月17日(火)13時30分(バス中での説明を含む)?16時30分
場所:千葉大学総合校舎(普遍教育B教室)
内容:
・プログラムの説明(バスで参加の場合はバス中で行う)
・開会アピール
・講演 齋藤 康 千葉大学学長(25分)
題目「未来の科学者への招待?研究者としての私の歩み(仮)」
・実験体験(次の内から1つを選ぶ)(90分)
(1) タンパク質を解析しよう
?タンパク質分子の分離と同定(生命科学)
(2) 光の屈折(物理)
(3) 銅が銀?金?錬金術師の反応(化学)
(4) ミニロボットを作ろう!

対象:中・高校生(講演の部分は一般公開です)
人数:合計70?100名を予定
参加費:無料(科学技術振興機構(JST)が支援)
参加希望者は個人または学校を通して下記メールアドレスに登録をしてください。
その際、希望する実験題目が決まっている場合はそれを記入してください。
問い合わせ先:
(メール) mirai-kagaku@office.chiba-u.jp 
(電話) 043-290-2584

より詳しい内容については、下記URLのWhat's Newをご覧ください。
http://www.edu.chiba-u.jp/miraikagaku/mirai_kagaku.htm

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【6】編集後記

「3月25日(水)に市立千葉と県立船橋の理数科合同発表会が市立千葉高校
であります」、と前号で紹介しましたが、県立柏高校の理数科も含めた3校合同
発表会でした。お詫びして訂正致します。

二期制の高校では、10月始めに秋休みを設定しているところが多いようです。
このタイミングを利用して大学とのSPPを計画する場合があるかと思います。
しかし、大学は10月から後期の授業が始まりますので、教室や講師等の
確保が難しくなります。9月中ですと、長期休業中ですので、いろいろな対応が
とれます。SPP等を企画する場合に、考慮していただけると助かります。


三門 正吾
千葉大学 高大連携企画室
tel: 043-290-3526
fax: 043-290-3962
Email: s-mikado@faculty.chiba-u.jp



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