千葉大学|高大連携企画室

 

     
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千葉理数教育高大連携ニュース NO.46(2011.7.20)

【1】生物オリンピックで、大塚祐太さん(県立船橋高3年)が金メダル
【2】物理オリンピック、化学オリンピックでも日本が大活躍
【3】8/6(土)「千葉サイエンススクールフェスティバル」
【4】8/11(木)〜12(金)SSH生徒研究発表会
【5】10/8(土)[科学クラブ研究発表会]開催について
             (千葉市科学館館長 大高 一雄)   
【6】9/24(土)「第5回高校生理科研究発表会」にぜひご参加を

【編集後記】

 

【1】生物オリンピックで、大塚祐太さん(県立船橋高3年)が金メダル

  台湾で開かれていた国際生物学オリンピックで、県立船橋高3年の大塚祐太さんがみごと金メダルを受賞しました。一昨年の大月亮太さんに続く船橋高校の快挙です。
  お二人の指導に当たられたのは石井規雄先生(現鎌ヶ谷高校教諭)。先生が生物オリンピックを知ったのは2005年のことで、以来指導研究にたゆまぬ情熱を注がれ、2度の金メダル受賞へと導きました。ほんとうにおめでとうございます。なお日本チームの金メダル複数受賞は初めてであり、石井先生によると、千葉県を含め全国の公立高校がとくにがんばっているとのことです。今後のさらなる躍進を期待します。

受賞者は以下の通りです。
【金メダル】
大塚祐太(県立船橋高3年)
久米秀明(東京・筑波大付属駒場高3年)
松田洋樹(   同   )
【銀メダル】
三上智之(鹿児島・ラ・サール高3年)

詳しくは以下をご覧ください。
http://www.jbo-info.jp/

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【2】物理オリンピック、化学オリンピックでも日本が大活躍

  タイ・バンコクで開かれていた国際物理オリンピックでも日本の高校生が金メダル3個、銀メダル2個の過去最高の成績を獲得しました。受賞者は以下の通りです。

【金メダル】
佐藤遼太郎(秀光中等教育学校6年)
榎優一(灘高1年)
山村篤志(同 3年)
【銀メダル】
笠浦一海(開成高2年)
川畑幸平(灘高2年)

詳しくは以下をご覧ください。
http://www.phys-challenge.jp/2011/IPhO2011Sokuho/PressReleaseIPhO2011Results.pdf


  またトルコで開催の国際化学オリンピックでは金メダル1個、銀メダル3個を受賞しました。

【金メダル】
副島智大(立教池袋高2年)
【銀メダル】
斉藤颯(灘高3年)
浦谷浩輝(滋賀県立膳所高3年)
栗原沙織(道立北海道札幌西高3年)

詳しくは以下に掲載される予定です。
http://icho.csj.jp/

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【3】8/6(土)「千葉サイエンススクールフェスティバル」

  前号でもお知らせしましたが、コアSSHの県立船橋高校による「千葉サイエンススクールネット」の主催で、8月6日(土)、千葉工業大学を会場として「千葉サイエンススクールフェスティバル」が開催されます。興味関心のある生徒諸君、先生方の参加をお待ちします。入場は無料です。
  詳しくは以下をご覧ください。
   http://www.chiba-ssnet.com/A_SSFes/index.html

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【4】8/11(木)〜12(金)SSH生徒研究発表会

  例年横浜で行われていたSSHの生徒研究発表会が、震災の影響もあって今年は神戸で行われます。全国のSSH校における代表研究の口頭発表およびポスター発表が中心です。誰でも自由に見学できます。
  2日目は圧巻です。二千人以上の生徒が一堂に会し、代表発表に続いての質問と応答を繰り広げます。日本の高校生たちのたくましさが実感できます。
  今年の開会式後の講演は大阪大学の審良静男先生。「自然免疫」研究における世界の第一人者です。
  場所、日程、プログラム等、詳しくは以下をご覧ください。
ttp://www.pref.osaka.jp/attach/4475/00019460/230526kuniyoukou.pdf

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【5】10/8(土)[科学クラブ研究発表会]開催について
     (千葉市科学館館長 大高 一雄)

  千葉市では本年の秋、科学フェスタが開催されます(主催 千葉市、千葉市教育委員会、千葉市科学館)。10月を中心に、実験教室、講演会、大学・研究所ツアー、工場見学、研究発表会など、盛りだくさんの科学イベントが千葉市科学館を中心に予定されています。
  そのメインイベントの期間10月8日(土)に中学と高校の科学クラブ研究発表会を開きます。この発表会では中、高、大学の教員を大勢お招きして、先生方も生徒も参加者全体で、科学する楽しみを分かち合うような発表会にしようと思っています。

  夏休み、がんばってぜひ発表を体験してみましょう。
  いくつかの注意を書きます。

○ 中学生と高校生の発表が対象です(千葉市の学校に限りません)。
○ 発表する研究は完成した研究ばかりでなく、途中経過の発表や、挫折しかけている研究でもかまいません(発表は理科に関するテーマなら何でもかまいません)。
○ できたら、ポスター発表でなく、パソコンを用いた発表が望ましいです(夏休み明けにパワーポイントの講習 会も予定しています)
○ その研究は科学クラブの個人または共同の研究です。
○ 事前にほかの研究発表会で発表したものでも発表できます。
○ 日時と場所:10月8日(土)11時から。千葉市 キボール ビジネス支援センター内会議室
○ 千葉大主催の理科研究発表会の中からいくつかの発表はこの科学クラブの発表会に招待されます。
○ 後日詳しく発表しますが、募集は9月に入ってからです。夏休みの成果の発表です。奮って応募してくださ  い。

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  問い合わせ   
     千葉市科学館 大高一雄  kazuo.ohtaka@kagakukanQ.com
                       TEL  043-308-0519

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【6】9/24(土)「第5回高校生理科研究発表会」にぜひご参加を

  いよいよ夏休み。「日本学生科学賞」や「JSEC」に挑戦する高校生には最後の追い込みですね。ご指導の先生方、暑い中、本当にご苦労様です。そしてどうぞ千葉大の「高校生理科研究発表会」もお忘れなく。小手調べでも度胸試しでも何でもけっこうですから是非ご参加ください。もちろん「千葉大一筋」は大歓迎。「あと1ヶ月」を胸に、「大発見」を目指してください。
  申し込み方法等は以下をご覧ください。
   http://koudai.cfs.chiba-u.ac.jp/society23.htm

  僭越ながら、安房高校での私と生徒たちとの合言葉は「やってみなければわからない やってみれば何かが見つかる」でした。先日、ある先生からSSH関係の自作の研究指導書を送っていただいたら、その一部に同じことがもっと詳しく書かれており、大いに共感しました。参考にしていただき、また生徒たちを励ましていただけたら幸いです。


  ”研究を行っていく過程で,予期しないできごとに出会うことが少なくない。
  その際には,研究の動機や目的に基づいて,実験計画を再検討することになる
  が、実はこれが研究の醍醐味なのです。
    とりあえず一度やってみる。予期せぬ実験結果から、研究者は現場にいると
  気づくことがたくさんあるものなのだ。科学は転んでもただでは起きない。失
  敗の中にこそ発見がある。錬金術や永久機関や不老不死の薬作りには失敗して
  も、科学知識が飛躍的に増したり実験器具が改良されたり技術の飛躍的な発達
  があったではないか。アポロ計画やスペースシャトルだって副産物の方がはる
  かに大きい。断熱材や軽くて燃えない建築材料やレトルト食品はほんの一例。
  ALL OR SOMETHING (NOTHING ではない!)
    研究過程は決してゼロではない。目的のものを見つけられなくてもそれ以上
  のものを科学者は見つけます。意外に思うことがヒントになる。いつもそのこ
  とを気にしていると、どこかで答えが見つかったりします。
   その過程は苦労ではあっても決して苦痛ではない。もう一度言います。何も
  出てこないということは絶対無い。狙うものが重要ではなく、何が出てくるか
  が重要。鯨は捕れなくてもサンマは捕れます。普段からサンマを見逃すような
  注意散漫なら気づかないでしょうが、見逃さないためには、日頃から科学者と
  しての感覚を研ぎ澄まし準備しておくことが大切。勉強しておくことで、一瞬
  のヒントを見逃さずに峻別できる能力が一番大切。研究者はそれを見逃さない
  自信がある。頑張ればなんか必ず出てきちゃう。それが研究のおもしろいとこ
  ろだよと一流の科学者は言っていました。”

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【編集後記】

  JST理事長北澤宏一先生の「科学技術は日本を救うのか」(DISCOVERサイエンス)は一気にさっと読めて、しかもなかなかの読み応えです。
  まず日本の科学技術が今も世界のトップにあり、大学もアメリカに負けずに奮闘していることを豊富な具体例の分析で示しているのは嬉しくも意外な驚きでした。
  ではなぜ日本の技術が国際競争力を失ったかのように見えるのか?それは毎年25兆円にも上る企業の黒字(貿易黒字+所得収支黒字)のためだ、と一刀両断。目から鱗とはこのことです。
  最後は、子供たちがこれからの将来に夢を持てるようにするためには、大人と子どもが手を握りあって「第4の価値」を追求することである、とご自身の高温超伝導研究実用化の夢とともに熱く語ります。
  グッと来るのは、息子さんと娘さんに「『もののけ姫』を見てください。見ないなら私たちは家を出て行きます」と詰め寄られ、ラストシーンで先生が涙を流したというエピソード・・・(うん、でも私ならまず「ナウシカ」を見てほしいと言いたい)。 日本の現在と未来を広く鋭く見通し、解決策を提言する、科学者の本らしからぬ迫力いっぱいの新書版です。

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野曽原友行

千葉大学高大連携企画室
tel:043-290-3526
fax:043-290-3962
E−mail:t-nosohara@faculty.chiba-u.jp


 
   
 
 
 
 


 
 



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