千葉大学|高大連携企画室

 

   
       
                 

 



 
千葉理数教育高大連携ニュース NO78(2014.3.18)

【1】渋谷幕張高校が「科学の甲子園全国大会」出場へ
【2】「君も物理チャレンジを!」講習会に参加しませんか?
【3】「科学技術コンテスト」の情報
【編集後記】

 

【1】渋谷幕張高校が「科学の甲子園全国大会」出場へ

  第3回を迎えた「科学の甲子園全国大会」。今年は渋谷幕張高校チームが千葉県代表として、全国大会の出場権を得ました。
  千葉大学(先進科学センター)は、千葉県大会を県教育委員会と共催で開催するとともに、昨年、一昨年に引き続き千葉県代表チームに対する「強化トレーニング」を実施しました。その模様や全国大会の概要等については以下のウェブサイトをご覧ください。
http://koudai.cfs.chiba-u.ac.jp/kosien/2014kosien.html

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【2】「君も物理チャレンジを!」講習会に参加しませんか?

  今年も「物理チャレンジ」に挑戦する高校生のための講習会を千葉大学先進科学センターの主催で開催します。
  日程は5/6(火・祝)、5/11(日)、6/8(日)、6/15(日)の4日間、場所は6/15のみ千葉大学で、最初の3日間は千葉市科学館で開催します。
  先生方、物理が好きで得意な生徒さんを是非チャレンジさせてください。そして物理に興味を持っている生徒さんを当講習会に参加させてください。
  詳しい内容、申し込み方法等は以下のウェブサイトをご覧ください。
http://www.cfs.chiba-u.ac.jp/event/140318.html

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【3】「科学技術コンテスト」の情報

  春に募集のある「科学技術コンテスト」は以下の通りです。 なお秋には「日本情報オリンピック」「日本地学オリンピック」 「科学地理オリンピック日本選手権」の募集があります。
  
「日本数学オリンピック」
応募期間  2014年 5/1(木)〜10/31(金)
予選    2015年 1/12(月・祝)
詳しくは   http://www.imojp.org

「化学グランプリ」
応募期間  2014年 4/1(火)〜6/9(月)
一次選考  2014年 7/21(月・祝)
詳しくは   http://gp.csj.jp

「日本生物学オリンピック」
応募期間  2014年 4/1(火)〜5/31(土)
予選    2014年 7/20(日)
詳しくは   http://www.jbo-info.jp

「全国物理コンテスト 物理チャレンジ」
応募期間  2014年 4/1(火)〜5/25(日)
第一チャレンジ  2014年 7/13(日)理論問題コンテスト 
詳しくは   http://www.jpho.jp/

  また、2年後の2016年には国際地学オリンピックが日本(三重県)で開催されます。そこで、以下の日程で地学オリンピック紹介イベントが開催されることとなりました 午後からはジュニアセッションもありますので、地学オリンピックに関心のある先生方、どうぞご参加ください。
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日時: 3/21(金 祝)11:40-12:20
会場: 国際基督教大学 天文学会G会場
内容: 地学オリンピックの紹介

お問い合わせ先
伊藤信成
三重大・教育・理科
nitoh(at)edu.mie-u.ac.jp

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【編集後記】

   3/7(金)千葉大学主催の「第5回アントレプレナーシップシポジウム」(千葉大学けやき会館)に参加しました。アントレプレナーとはフランス語で「起業家」。シップがついて「起業家精神。創造意欲に燃え、高いリスクに果敢に挑む姿勢」のことです。

  「はやぶさ快挙」の立役者、川口淳一郎教授をはじめ、多くの方々のお話は有益でしたが、私には、世界初の「白色有機EL」を開発した山形大学教授で、ベンチャー企業の社長でもある城戸 淳二先生のお話がとくに印象に残りました。

  城戸先生の研究内容のすごさはおいておくとして、「研究は人、人、人・・・全ては人との出会いで決まる」「いかに信頼できる仲間を作り出せるかが勝負だ」。あるいは「自分を出せ、出せ、出せ・・・人の目にとまることをやろう」「マスコミは数千万円の宣伝効果」など、日本人の感性からするとやや違和感を感じそうなバイタリティに圧倒されました。

  四半世紀も前ですが、理科の研修会でこんなことがあったのを思い出します。「賞を取ることがそんなに大事か」の批判的な意見に対して、課題研究指導の草分けだったM先生は、「賞は結果であって、たとえ取れなくても未知に挑戦した体験には大きな価値がある。が、よい賞が取れればもっといい。発言の機会は格段に増えて、よい教材を全国に広めることにつながる。多くのすばらしい人とも知り合える。生徒にとってもそれは同じで、教育的効果は計り知れない」と答えました。

  課題研究の指導が活発になった今、コンテストや発表会への理解はずいぶん深まっていますが「創造意欲に燃え、果敢に挑む姿勢」はもっともっと高め、普及させる努力をしなければならないと今回のシンポジウムを通して感じました。
 
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野曽原友行

千葉大学高大連携専門部会
tel:043-290-3526
fax:043-290-3962
E−mail:t-nosohara@faculty.chiba-u.jp






















 
   
 
 
 
 


 
 



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