千葉大学|高大連携企画室

 

     
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千葉理数教育高大連携ニュース NO91(2015.4.1)

【1】「君も物理チャレンジを!」講習会 締め切り間近
【2】渋谷幕張高校が「科学の甲子園全国大会」で総合優勝しました
【3】小泉治彦 著:「理科課題研究ガイドブック 第3版」のダウンロードについて
【4】今年度の「千葉大学高大連携専門部会」について
【5】退職の挨拶
【編集後記】

 

 

【1】「君も物理チャレンジを!」講習会 締め切り間近

  前回もお知らせしましたが、今年も「物理チャレンジ」に挑戦する高校生のた
めの講習会を千葉大学先進科学センターの主催で開催します。
  日程は4/26(日)、5/10(日)、5/31(日)、6/7(日)の
4日間、場所は千葉市科学館で開催します。
  先生方、物理が好きで得意な生徒さんを是非チャレンジさせてください。そし
て物理に興味を持っている生徒さんを当講習会に参加させてください。
  詳しい内容、申し込み方法等は以下のウェブサイトをご覧ください。
   http://www.cfs.chiba-u.ac.jp/event/150213.html

  *申し込み受付は先着30名です。締め切り日以前でも定数に達した場合、そ
の後はご遠慮いただくことになります。また、第1チャレンジを受ける方を優先
します。


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【2】渋谷幕張高校が「科学の甲子園全国大会」で総合優勝しました

  第4回を迎えた「科学の甲子園全国大会」、今年は渋谷幕張高校チームが千葉
県代表として、全国大会に出場し「総合優勝」の快挙を成し遂げました。
  千葉大学(先進科学センター)は、千葉県大会を県教育委員会と共催で開催す
るとともに、千葉県代表チームに対する「強化トレーニング」を実施してきまし
た。全国大会の概要等については以下のウェブサイトをご覧ください。
   http://rikai.jst.go.jp/koushien/index.html


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【3】小泉治彦 著:「理科課題研究ガイドブック 第3版」のダウンロードに ついて

  「課題研究の指導にたいへん役立つ」と評判の、小泉治彦著「理科課題研究
ガイドブック 第3版」が昨年度末、千葉大学先進科学センターより発行されま
した。第2版と比べて量・内容ともより充実しております。
  下記のアドレスを参照の上ダウンロードしてください。
   http://www.cfs.chiba-u.jp/koudai/guidebook3_1.html 




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【4】今年度の「千葉大学高大連携専門部会」について

千葉大学高大連携専門部会は、五十嵐和廣、野曽原友行が退職し、新たに中山
隆史部会長(大学院理学研究科教授)、田辺新一(特任教授)が着任しました。
着任された2名のプロフィールは、千葉大学高大連携専門部会のウェブサイト
にあります

勤務日は以下の通りです。今年度もどうぞよろしくお願いいたします。

勤務日
田辺新一・・・(月)(火)(水)10:00~17:00
御須利・・・・(火)(水)(金)10:00~17:00
小野寺重喜・・(月)~(金)   9:00~16:00

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【5】退職の挨拶

五十嵐和廣

まずは平成21年4月からの6年間、高大連携に関して皆様の温かいご支援や
ご協力を賜りましたこと、心よりお礼を申し上げます。
思い返してみますと、私は昭和47年4月に千葉県の教員として赴任しました
が、その初任の高校の校長が故鬼島正雄先生でした。先生は、戦後の日本の復興
は理科教育なくしてありえないとのお考えから理科教育振興法(通称、理振法)
の成立に尽力された方の一人で、千葉県にあっては、千葉県高等学校教育研究会
「理科部会」をエネルギッシュにけん引した方でした。この鬼島先生のもとに大
勢の理科教員が集まり、「自然を語ろう会」(後に、理科教育を語る会に改称)
なるものが自然発生的に生まれ、年数回の会合でお互いの教材開発や理科の指導
法を発表し、切磋琢磨することが続きました。千葉県内には他に私塾的な集まり
があるやに伺ったことはありますが、この「理科教育を語る会」は別格の存在で、
地味ながら本県の理科教育のレベルの向上と人材育成の場として、機能してきた
ことは、後に理科部会や県教委を支える多くの方々を輩出したことからもわかり
ます。私にとりましては、教員生活のスタートの時期にこのような恵まれた環境
の中で教育についての考え方を諸先輩からご薫陶いただいたことが何よりもの幸
せであったと思っておりますし、この時期に教わったことが今日の自分のバック
ボーンとなっていることをつくづく実感しております。
さて、話を高大連携に戻します。私は、この6年間高大連携の仕事に取り組む
にあたって最も意識してきたことは2点あります。
1点目は、高大連携は組織と組織の連携でなければいけないことです。
つまり、大学という組織と高校及び高校教育に関わる様々な組織や団体が組織的
に結びついてこそ持続可能でかつ発展できる高大連携を構築することができると
いう考えです。
私は、この組織と組織の間に立って、連携のためのマネージメントに徹してまい
りましたが、どこに行っても温かく協力的に迎えていただき、千葉県教委、千葉
市教委、県高校長協会、理科部会、高等学校文化連盟等々様々な組織との連携が
実現できたと思っております。
2点目は、高大連携は「創造」であるということです。
高大連携とは、「高校と大学が、それぞれの教育資源を活用しつつ、連携協力し
て行う教育活動の総体」であるといわれていますが、私は、高大連携の結果とし
て高校の文化でもない大学の文化でもない新しい文化が生み出されるべきである
と思いますし、それを目指すべきであるという思いでこの仕事に携わってきまし
た。皆様のご理解、ご協力により回を重ねてきた「高校生理科研究発表会」は、
まさにその典型ではないかと思う次第ですし、これからも新しい文化の創造を目
指す高大連携であってほしいと思っております。
最後になりますが、これまでご指導、ご支援いただきました千葉大学の皆様そ
して全国の皆様に今一度心よりお礼の言葉を申し上げますとともに、4月からの
後任の方々にこれまで同様のご支援を賜りますようお願い申し上げます。ありが
とうございました。


野曽原友行

県立高校を退職してから5年間お世話になりました。授業のない職場で働くの
は初めての経験で、どう力を発揮してよいものか戸惑うことも多く、教育現場に
戻った方がよいのではないかと考えることもありました。
しかし、執筆や編集・査読の仕事、SSHの審査やJSTの委員会、数々の実
験講座や課題研究指導の講師、先生方の研究会運営などを手がける中、生き生き
と活動されている方々とのコミュニケーションはとても有益であり、またこれら
と並行してメインの「高校生理科研究発表会」を発展させるのはけっこうたいへ
んで、いつしか高大連携の仕事にのめりこんでいました。
とくに最後の年は高校化学部の研究をお手伝いし、入賞には一歩及ばなかった
ものの生徒たちといろいろな発見をし、私なりの研究の面白さを伝えることがで
きたのは、なにものにも代えがたい思い出となりました。
優れた科学者の方々と身近に接する恵まれた環境の中で、千葉大の5年間もひ
とりの理科教師としてその専門性に精一杯努力を傾け、思い切り楽しく働けたこ
とを誇りとし、皆様のおかげと感謝しております。
今後は趣味のフルート演奏とジョギング、科学哲学にいそしみ、引き続き「
モノとエネルギーをできるだけ使わない豊かな生活」をめざしてまいります。ま
たどこかでお会いしましょう。



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【編集後記】

長年にわたる物理教員の経験から、正答率の比較的低かった問題を1つ紹介し
ます。
滑らかな斜面を滑り下る物体についての力学的エネルギ-保存に関する問題で
す。この斜面は滑らかに水平面と接していて、上をa点、下をb点とし、初めに
物体はa点で静止し、静かに滑り始めました。これを物体の動きとは逆の向きに
一定速度で水平に動く車の中から観察したとき、a点における力学的エネルギー
とb点における力学的エネルギーをそれぞれ求めてみます。
車の速さを左にuとすると斜面は全体として右にuで動いているように見えます。
したがって車から見た物体の速さは水平方向にuが付け加わることになります。
a点における力学的エネルギーは mgh+muu/2 、b点における力学的エ
ネルギーは m(v+u)(v+u)/2 になります。a点、b点での力学的エネルギー
の差を求めると muv となりゼロにはなりません。一見、力学的エネルギ-が
保存しないように見えます。ただしvは斜面に対して静止している人から見たb
点での物体の速さ、mは物体の質量、hはa点の水平面からの高さ、gは重力加
速度です。
何がおかしいのでしょうか、という問題です。



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御須 利

千葉大学高大連携専門部会
tel:043-290-3526
fax:043-290-3962
E-mail:misu@chiba-u.jp

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