千葉理数教育高大連携ニュース
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千葉理数教育高大連携ニュース NO126(2018.03.01)

【1】君も物理チャレンジを!」講習会に参加しませんか?

 

 今年も「物理チャレンジ」に挑戦する高校生のための講習会を千葉大学先進科学センターの主催で開催します。
 日程は5/6(日)、5/13(日)、6/3(日)、6/10(日)の4日間、場所は千葉市科学館及び千葉大学先進科学センターで開催します。
 先生方、物理が好きで得意な生徒さんを是非チャレンジさせてください。そして物理に興味を持っている生徒さんを当講習会に参加させてください。
 詳しい内容、申し込み方法等は以下のウェブサイトをご覧ください。
http://www.cfs.chiba-u.jp/koudai-renkei/news/2017/files/Challenge2018.pdf

* 申し込み受付は先着30名です。締め切り日以前でも定数に達した場合、その後はご遠慮いただくことになります。また、第1チャレンジを受ける方を優先します。

 

 

【2】科学の甲子園千葉県代表チーム強化トレーニングが行われました

 

 第7回科学の甲子園千葉県代表チームに対する強化トレーニングが千葉大学理学部1号館において2月4日、11日、18日の3日間にわたり開催されました。 参加生徒は県立千葉高等学校1年生8名。
 第1日目の開講式では、千葉県教育庁教育振興部指導課学力向上室 山田指導主事、井宮 千葉大学統合情報センター長のあいさつの後、科学の甲子園千葉県代表チームとして精一杯頑張る旨の生徒代表の決意表明が有りました。その後、井宮 千葉大学統合情報センター長から本年度の製作課題に関連して「トンビ型飛行機の理論とリンク機構」について講義を行いました。
 第2日目は、トンビのように翼を上下に揺らす装置のアイデアを出し合いリンク機構の設計図を数種類作って検討しました。その後、早速製作に取り掛かりました。
 第3日目は、大学院生4名に協力してもらい、完成した作品を実際のコースに見立てて作った糸に吊るしコースを走らせて性能の評価をしたりリンクの腕の長さを調整したりしました。最後に山田指導主事から主催者あいさつ、井宮統合情報センター長から講評を頂き閉会しました。帰り際に大学院生が所属している研究室を見学して解散しました。
 受講した生徒から、「もともと研究職に就きたいと思っているのだが今回のトレーニングを受講して益々研究職に就きたいと思うようになりました。」、「4節リンクなどを利用すると様々な動きを作ることができて、ロボットなど実際の機械にも沢山使われている事に興味を持ちました。機械工学も面白そうです。」などの感想が聞かれました。

【3】日本天文学会の公開講演会のご案内

 

 日本天文学会の公開講演会が下記の通り行われますのでご案内します。

日時:2018 年 3 月 18 日(日)13:00~15:10 (予定) (開場 12:40)
場所:千葉市科学館
   (JR千葉駅から徒歩15分、京成千葉中央駅から徒歩6分)
対象:中学生以上・一般向け
テーマ:「極限環境での最先端天文学」
 南米チリの標高 5000mのアタカマ高地、そして南極という極限環境を生かして宇宙を探る研究が盛んに行われています。今回の公開講演会では、そのような研究の中から、千葉大学との関わりの深い、二つの最新の研究内容をわかりやすく紹介して頂きます。
参加費:無料(事前申し込み不要)
定員:180 名(先着順)

詳しくは下記URLをご覧ください。
http://www.icehap.chiba-u.jp/activity/ASJ2018/lecture.html

 

 

【編集後記】

 

 研究テーマの紹介(箔検電器の角度、その2)
 箔検電器の箔が開く角度と電圧、即ち角度と電荷の関係を調べてみるとほぼ直線関係になっているとの報告が有ります(愛知工業大学研究報告)。
 今回は、その1に引き続きこのことを説明するために、力のベクトルと位置ベクトルの外積をコンピュータで実際に計算することにより確かめてみました。
  両開きの箔検電器を考えます。箔の接合点を座標原点Oとし、箔上に2点PQを設定して、Pの電荷がQの電荷から受ける力のOの回りのモーメントをすべての点の組み合わせで求めて加え合わせました。
 詳しくは下のURLをご覧ください。
http://www.cfs.chiba-u.jp/koudai-renkei/information/files/hakukendenkikakudo1.pdf

 

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