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【1】第1回高校生理科研究発表会が盛況のうちに終了しました
時々小雨のあいにくの天気でしたが、300人を超す参加者があり盛況な
発表会となりました。高校生の発表67件(千葉県以外の高校が16校)、
中学生の発表が4件ありました。参加者の内訳は次のようになっています。
発表生徒 145名
見学の高校生、中学生、大学生 36名
高校および中学の教員 52名
その他(保護者、学内関係者等) 30名
報道関係者 2社
そのほかに、
実行委員 16名
審査委員 26名
学内準備委員 8名
を加えると、300名を超す参加者になりました。
審査員が審査の協議をしている間に行われた筑波大学1年の下山せいらさん
と吉田翔さんの講演もとてもすばらしいものでした。生徒にとっては、
すばらしいプレゼンテーションの見本になったと思います。
吉田翔さんによれば
「サイエンスは華やかでかっこよい」
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【2】第1回高校生理科研究発表会の受賞者の紹介
受賞された発表のテーマ、学校名、発表者名を報告します。
最優秀賞
「有機化合物水溶液を燃料とする燃料電池の研究」
千葉県立安房高等学校:日高翔伍,池田浩一
千葉大学学長賞
「電子レンジで加熱されるかんらん岩と蛇紋岩について」
都立戸山高等学校:大島千尋,巖朋江,河野英恵,中村梨恵子
千葉県教育長賞
「角材の浮かび方」
千葉県立柏高等学校:石原昴,岡田拓也,須田健斗
千葉市長賞
「排気ガスを利用した植物育成と環境浄化の研究
ファイトレメディエーションの実用化に向けて」
東京都立科学技術高等学校:松村泰悠,別府貴晃,土舘英矢,
及川光一,橋本佑哉,安藤洸幸,石川慧,
包原烈,安井雄治,山岸由佳,原田一太郎
千葉市教育長賞
「身近な植物と動物にアルコールがもたらす影響」
千葉市立稲毛高校附属中学校:小倉一萌
「なぜしゃもじにぼつぼつがあるとご飯がつかないのか」
千葉市立新宿中学校 鶴岡薫
優秀賞
「水平方向の衝撃に対する物体の揺れの様子」
千葉市立千葉高等学校:池田明弘
「扇風機を載せた船はどちらに進むか」
千葉県立千葉高等学校:高石明日香
「アンチバブルとアンチドームの挙動」
埼玉県立浦和東高等学校:新井田恵美,濱田恵,藤島美樹
「金属と起電力の関係」
千葉県立柏高等学校:田原祥平,小林佑一郎
「タンパク質の変性の研究」
千葉県立船橋高等学校:湯川裕晴,芦田光,田辺皆人,林薫
「光触媒による水質汚染の浄化」
芝浦工業大学柏高等学校:飯村浩平,山縣京輔,町田桃子
「擬二次元寒天ゲル中の金属葉の成長」
茨城県立水戸第二高等学校:小室里花,鈴木絵里香,田辺三紀子
「ルビーに挑戦」
千葉県立柏高等学校:阿部真子,神島なつみ
「ゲンジボタルに学ぶ水環境」
千葉県立沼南高等学校:岩立悠平,宇高麻人,渋谷悠,菅原裕之
「校舎内のクモ」
千葉県立千葉高等学校: 鈴木祟哉,佃直紀,松植洋憲
「バラの胚培養 耐病性のあるバラの作出」
岐阜県立岐阜農林高等学校:後藤みな
「大白ダイズの育種に関する研究」
群馬県立勢多農林高等学校: 萩原 静,清水美果
「千葉県外房地域の海岸砂の研究」
千葉県立柏高等学校:相場貴之,小林宏彰
「空から見た環境変動(SPP報告)」
千葉県立船橋高等学校:伊東英紀,槌田護,黒川悠,菅谷和徳
「火山弾の内部構造はどうなっているのだろう?」
千葉県立柏高等学校:岡崎孔明
「Section Paleontology千葉県千畑層 化石断面から見る古生物学」
千葉市立千葉高等学校:堀みのり
「魔方陣の不思議」
神奈川県立西湘高等学校:金指元規,諸星大樹,鈴木壮史
このほかに、後援している朝日新聞社から、次の二人の指導者に朝日新聞社
千葉総局長賞が贈られました。
朝日新聞社千葉総局長賞
堀 亨(千葉県立千葉高等学校教諭)
谷口 哲也(千葉市立千葉高等学校教諭)
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【3】交流会も盛況でした
表彰式後の宇田川先生の講演に引き続いて、先生方による2時間ほどの交
流会を持ちました。学内外で41人の参加がありました。最後に全体の写真撮影をするなど、
大変和やかな交流会でした。宇田川先生は、SSHを遂行していく上で「人の輪」が大きなキーワードであったと講演の中で話していましたが、高校と大学の先生方が入り交じって親しく歓談したことは
大きな意義があったと思います。
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【4】編集後記
10月5日に学内関係者で反省会を持ちました。
手探りゆえの、たくさんの不手際が指摘されました。しかし、千葉大学が初めて主催する高校生理科研究発表会に確かな手応えを感じたのも確かです。この発表会の目指すもの、この発表会の性格など、もう少し明瞭にしなければならない点も明らかになってきたように思います。
来年は、
さらに盛大で深みのある研究発表会を目指したいと考えています。
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