千葉大学|高大連携企画室

 

   
       
                 

 



 
千葉理数教育高大連携ニュース NO.24(2009.07.17)

【1】千葉大学特色GPフォーラム開催のお知らせ
【2】ひらめき☆ときめきサイエンス「身近にあるリズムとかたちの科学3」のご案内
【3】第3回高校生理科研究発表会の再度のご案内
【4】理数系教員指導力向上研修事業のご案内
【5】スーパーサイエンスハイスクール生徒研究発表会のご案内
【6】編集後記

 

【1】千葉大学特色GPフォーラム開催のお知らせ
 すでにHPなどでご案内しておりますが、千葉大学では、特色ある大学教育支援プログラムの一環として、このフォーラムを開催いたします。今年度のテーマは、「新しい理科実験教育への挑戦」です。学生の理科離れとどのように向き合うかは、現在の理科高等教育がかかえる大きな課題です。
 本フォーラムでは、千葉大学での理科実験教育の新しい取り組みを紹介するとともに、他大学、高等学校、企業研究所から講師を招聘し、様々な新しい取り組みについてご講演をいただきます。このフォーラムを通して、これからの理科教育について皆様とともに考えていきたいと思います。
 お誘い合わせの上、是非ご参加下さい。

 開催日時:8月26日(水)13:00〜17:00
 開催場所:千葉大学(西千葉キャンパス)けやき会館3F
 主な内容:弦の共振実験のPDLモジュール化、
        熱電子放出の実験と学生の戸惑い、
        高度ビジュアル化による化学実験教育の展開、
        東北大学初年次学生むけの理科実験科目、
        基礎物理実験における個別型指導の試み、
        高校物理の実験とは何か、
        内田洋行の理科教育への取り組み、
        ディスカッション
 お問い合わせ・申込み先
   〒263-8522 千葉市稲毛区弥生町1?33
   千葉大学普遍教育センター特色GP事務室
   п@043-290-3809
   e-mail:physicsGP-jimu@office.chiba-u.jp
   千葉大学特色GP URL:http://gp.pdl.chiba-u.jp/index.html

 

【2】まだ間に合います!
  ひらめき☆ときめきサイエンス〜ようこそ大学の研究室へ〜
  「身近にあるリズムとかたちの科学3」のご案内

 千葉大学の行う高校生対象サイエンスイベントの一つで、リーフレットなどでもご覧頂いていることと思います。締め切りが迫っておりますが、まだ間に合いますので、お近くの高校生の皆様へ是非ご参加をすすめてください。
 内容は、少人数グループで、各テーマごとの実験を行うものですが、テーマは、物理分野に限定しない広範囲なものです。
 (予定されている実験テーマ)
   ペットボトル振動子、人工イクラ、BZ反応による画像処理、せっけん人工細胞、
   ろうそく振動子、ミルククラウン、トラウベの人工細胞、他

 申込み:日本学術振興会のサイトでは受付が終了している可能性がありますので、直接下記までお願いいたします。

      千葉大学理学研究科物理学コース・生命情報科学研究室  櫻井建成
      Tel: 043-290-2765
      e-mail: tatsu@physics.s.chiba-u.ac.jp

 

【3】第3回高校生理科研究発表会の再度のご案内
 4月28日付けの高大連携ニュースNo.21やリーフレットなどでもご案内をしてまいりましたが、第3回高校生理科研究発表会へ向けた取り組みの状況は、いかがでしょうか。ご多忙の中でご指導される先生方も本当にご苦労様ですが、長いようで短い夏季休業です。どうぞ来るべき発表会に向け、計画的なご準備をお願いいたしたく存じます。
  1 応募期間:8月24日(月)〜9月3日(木)
  2 発表会開催日:9月26日(土)
  3 発表会場:千葉大学西千葉キャンパス けやき会館
  4 当日の日程(予定)
  (1) 8:30〜 9:00 受付(発表会場で)、発表準備
  (2) 9:00〜11:00 グループAポスター発表
     11:00〜11:50 昼食・休憩
  (3)11:50〜13:50 グループBポスター発表
  (4)14:00〜16:50 講演、表彰式、講評等
    (注)発表グループの配慮について
       遠方の高校の場合は、会場への到着時間等を考えグループBとするような配慮が可能で      す。高大連携企画室(事務局)へ事前にご連絡下さい。
  (5)17:00〜19:00 指導者等交流会
    審査委員の先生方や指導に当たられた先生方など本研究発表会関係者が、ひざを交えて語り   合う会を設定いたしました。発表までの苦労話、今後の指導方針など様々な話題について、忌憚   のない意見交換したいと考えています。希望参加ですが、大勢の方々のご参加をお待ちしており   ます(会費制です)。

 募集要項等につきましては高大連携企画室のホームページをご覧下さい。
    http://koudai.cfs.chiba-u.ac.jp/society21/oubo.htm

 

【4】理数系教員指導力向上研修事業のご案内
 JSTのSPP事業で、千葉市科学館が、千葉大学、千葉県教育委員会、千葉市教育委員会と連携して実施するものです。タイトルは、「科学館による高校理科教員の研修会−館内展示とデスクラボを利用して」です。
 教室における、物理を中心とした理科の授業に関連した諸問題の解決に向けて
  (1)実習と関連の討論
  (2)既経験高校あるいは経験者、ベテラン教員による実践の紹介とそれをめぐる討論
がテーマの中心となっております。

* 申込み期日は過ぎておりますが、席にまだ余裕がありますので、是非、ご参加をお願いいたしま  す。

  期日:8月24日(月)、25日(火)(二日間)
  場所:千葉市科学館
  参加申し込み・問い合わせ先
    千葉市科学館(担当:鈴木、島田)
    п@043-308-0511

 

【5】スーパーサイエンスハイスクール生徒研究発表会のご案内
 文部科学省が指定し、科学技術振興機構が取組みを支援しているスーパーサイエンスハイスクール(SSH)の生徒の課題研究の成果を発表する催し物です。口頭発表、ポスター発表などにより、様々なジャンルの研究発表が行われます。
 今回の高等学校学習指導要領の主な改善事項として、理数教育の充実が盛り込まれ、探究的な学習を重視する観点から、高等学校理科の「物理・化学・生物・地学」に新たに探究活動が導入されるとともに、「理科課題研究」が新設されました。このSSH生徒の発表会から、課題の設定方法や研究方法などの指導について、様々なヒントを得ることができるのではないでしょうか。

   開催期日:平成21年8月6日(木)・7日(金)
   場   所:パシフィコ横浜

 詳細は、科学技術振興機構HP等をご覧下さい。

【6】編集後記
 梅雨も明け、夏の到来とともに各種サイエンスイベントの季節となりました。申込みの日を逸してしまっても、受付ていただける場合があります。あきらめないでください。また、サイエンスイベントとともに、SPP事業も、この夏が一つのポイントとなるのではないでしょうか。関係の皆様のご健闘を期待いたします。
 ところで、このSPPについてですが、採択が今年はこれまでよりも厳しくなったのではないかという感想を耳にすることが何度かありました。先日、当高大連携企画室のスタッフが日本物理学会の物理教育委員会に出席した際の関係者の話しとして、「応募件数の増加が極めて大きく、結果として採用率が低下した」とのことでした。特に採用基準等に変化があったということではなさそうですが、「これまで採用された講座内容と同一の切り口では採用は難しい」ということではないでしょうか。
 「どんなテーマをどのような方向からアプローチしていくか」それが研究課題ですね。千葉大学も応援しています。頑張りましょう。(五)



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