千葉大学|高大連携企画室

 

   
       
                 

 



 
千葉理数教育高大連携ニュース NO.30(2010.3.31)

【1】千葉物理チャレンジ応援団「集中講座」開講のご案内
【2】「未来の科学者養成講座」第3期スタートアップ公開講座参加者募集のご案内
【3】平成22年度SPP第1次募集選定結果状況(速報)
【4】「理科課題研究ガイドブック」(小泉治彦 著)のご紹介
【5】高大連携企画室の人事異動について(お知らせ)
【6】編集後記

 

【1】千葉物理チャレンジ応援団「集中講座」開講のご案内
 日頃から千葉大学の企画にはいろいろとご支援・ご協力を賜りありがとうございます。
 さて、今年度も物理オリンピック日本予選を兼ねた物理チャレンジ2010の第1チャレンジが間もなくスタートいたします。前半の実験課題レポートについては、高大連携ニュースN0.29でお知らせいたしましたが、後半の理論問題コンテストは、6月20日(日)に全国一斉に行われます。このたび、千葉大学では、第1チャレンジ理論問題コンテストに挑戦する千葉の中・高校生を応援するために、下記の要領で物理の集中講座を開くことを計画致しました。貴校及び周囲の生徒さんにお声がけいただき、この「集中講座」への参加を促していただければ幸いです。
                         記
 1.主   催  千葉大学先進科学センター
 2.内   容  @ 物理チャレンジに対する心構えや学習法
           A 力学、電磁気、波動の各分野の講義と演習
 3.講   師  飛び入学生および大学教員
 4.日   時  第1回 5月 8日(土)14:30〜16:30
           第2回 5月15日(土)14:30〜16:30
           第3回 5月22日(土)14:30〜16:30
 5.実施場所  千葉大学理学部2号館2階(西千葉キャンパス)
           先進科学センター会議室
 6.応募資格  第1チャレンジ理論問題コンテストを受験する生徒
 7.応募期間  2010年4月1日(木)〜4月26日(月)
 8.募集人数  参加者の人数は、20名程度に限らせていただく予定です。
 9.応募方法
   *****************
      千葉物理チャレンジ応援団「集中講座」応募要領
         ********************

  以下の各事項を明記して、上記の応募期間内にメールにてお申し込みください。
   ・申し込み先のメールアドレス
    E-mail:koudairenkei@office.chiba-u.jp
   ・申し込みの際の必要事項
    @参加者氏名  A在籍学校名  B学年
    C連絡先:パソコン及び携帯電話のメールアドレス
     (両方お持ちの方は両方ともお願い致します)。
    Dもし可能ならば、学校で物理を担当している先生の氏名

  <ご注意ください!>
    物理チャレンジへの参加申し込みと、この「集中講座」への申し込みは全く別です。物理チャ
   レンジへの参加申し込みは、物理チャレンジのホームページなどをご覧いただき、別途各自で
   行って下さい。

     物理チャレンジのホームページ
        URL:http://www.phys-challenge.jp/

   @@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
      上記の各個人情報につきましては、本人の了解を得ないで
      他の目的に使用することは一切ありません。
         @@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@

 10.その他
   ・この講座受講に際して、受講料、教材費、資料代等は一切無料です。
   ・この件に関する問い合わせ先
      千葉大学高大連携企画室
      E-mail:koudairenkei@office.chiba-u.jp
      Tel:043-290-3526
      Fax:043-290-3962
  * この「集中講座」のご案内は、先進科学センターホームページでもご覧いただけます。

      先進科学センターHP:http://www.cfs.chiba-u.ac.jp/event/100508.html

 
 

【2】「未来の科学者養成講座」第3期スタートアップ公開講座参加者募集のご案内
 2010 年4月から、千葉大学「未来の科学者養成講座」の第3期がはじまります。
 スタートアップ公開講座では、研究者としての生き方に関する講演を聞き、基本的な科学技術の実習体験をします。今回より数学が加わり、物理は内容が新しくなります。数学、物理、生命科学、化学、工学のなかから参加を希望する分野を一つ選んで、個人で、または学校を通じて、申し込んでください。

           第3期スタートアップ公開講座 開催要領
  【日時】 2010年4月29日(木・祝)12:00〜
  【場所】 西千葉キャンパス 教育学部2号館 視聴覚教室
  【タイムテーブル】
     12:00 開場
     12:30 プログラム紹介
     13:00 開会宣言
     13:05 講演
     14:00 実験講座
  【講座テーマ】
   数学 「箱と玉の数理実験?究極の波を調べる」定員30名
      内容:箱と玉を使って波(ソリトン)を再現しその数理的性質を調べます。またこの実験を通
          して、数学的に「よいモデル化」とは何かを考えます。
   物理 「うなりの響き」 定員30名
      内容:ふたつの音が鳴るとうなりが生じます。三つの音が鳴るときには三つのうなりがあり
          ます。うなりと和音の違いを調べながら、うなりどうしの響きあいを設計してみましょ
          う。
   生命科学「タンパク質を解析しよう」 定員30名
      内容: 私たちの体を形づくるタンパク質の分析方法の基本を学びます。
   化学 「銅が銀?金?錬金術師の反応」 定員30名
      内容:亜鉛粉末を懸濁したアルカリ溶液中で銅板を亜鉛メッキし、その後加熱することによ
          り真鍮にする実験を行います。
   工学 「ザリガニロボットを作ろう」 定員40名
      内容:2モーターで動くロボットを作ります。はんだ付けや自在に動くための基本を学び、
          実際にロボットが動くところまで作ります。
  【応募方法】
    千葉大学「未来の科学者養成講座」支援室へのメール、FAX、HPの生徒募集フォームで登録
   をしてください。
    参加者氏名、学校、学年、電話番号、メールアドレス、参加したい実験分野(1つ)を明記して
   申し込んでください。
      MAIL   mirai-kagaku@office.chiba-u.jp
      FAX   043-290-2584
      HP    http://www.edu.chiba-u.jp/miraikagaku/
  【その他】
   ・独立行政法人科学技術振興機構の支援により、参加は無料です。
   ・テーマは変更されることがあります。
   ・第3期募集より小学校・中学校・高校の教員の方も参加が可能になりました(定員5名)。
   ・定員を超えるお申込みがあった場合は、先着順とさせていただきます。

 
 

【3】平成22年度SPP第1次募集選定結果状況(速報)
 去る3月19日付けで、(独)科学技術振興機構(JST)から、平成22年度のサイエンス・パートナーシップ・プロジェクト(SPP)第1次募集選定結果が発表されました。以下、この資料から数字を拾ってみます。
 (1)各プランごとの申請数及び採択数
   @プランH 申請件数 144  採択件数 118(採択率81.9%)
   AプランA 申請件数 709  採択件数 353(採択率49.8%)
   BプランB 申請件数 202  採択件数  74(採択率36.6%)
   各プランの合計では、申請件数が1055件で採択件数は545件、採択率は、51.7%となり
  ます。額の大きいプランBの採択がとても厳しかったことが伺えます。

 (2)千葉県関係の採択状況
   @プランH   5件(高校2件、中学2件、小学校1件)
   AプランA 34件(大学1件、高校25件、中学8件)
   BプランB  6件(高校6件)
   上記の様に、千葉県からは45件が採択されました。この数は、全採択件数に対し、8.3%を
  占める値ですが、本県全体の申請件数や各県毎の申請件数が不明ですので、この値の高低を
  コメントすることはできません。

 (3)近年における採択件数等の推移
   平成19年度から22年度までの1次募集について、各プランの合計数の推移を見ると以下のよ
  うになっております。
   @申請件数  499件→802件→1001件→1055件
   A採択件数  475件→729件→ 661件→ 545件
   B採択率   95.2% → 90.9%→ 66.0% →51.7%
   この間、申請件数は2倍以上の増加となっておりますが、採択件数は平成20年度をピークに
  減少しており、厳しい採択率となっていることがわかります。

  平成22年度の2次募集がこれから始まりますが、不採択のテーマについてもう一度計画を練り
 直し、再度挑戦してみてはいかがでしょうか。


 
 

【4】「理科課題研究ガイドブック」(小泉治彦 著)のご紹介
 標記のガイドブックが出版されました。本書は、理科の課題研究を進める上でヒントとなることをまとめたもので、よりスムーズに研究が進められるようなアドバイスがいっぱい詰まっています。「研究を進めていくうちに壁に突き当たったら、あるいは思うように進んでいる感じがしなくなったら、参考になりそうな部分のページをめくってみてください。指導の先生に話を聞くのはもちろんですが、自分でもこのガイドブックを読みながら、それぞれの段階での壁を乗り越えていってください。」と著者は述べています。

  内容(目次より)A4版59ページ
   第1部 課題研究を始める
   第2部 文献を調べる
   第3部 研究計画を立てる
   第4部 研究を進める
   第5部 成果を発表する
   第6部 成果をまとめる
   おわりに  課題研究の指導にあたられる先生方へ

 勤務校で著者が課題研究を指導する際、毎週「サイエンスラボ通信」として生徒に配布してきたものをまとめたものがこの冊子であるとのことです。入手ご希望の方やお問い合わせのある方は、著者の小泉治彦先生に下記メールアドレスにてご連絡下さい。1冊300円(実費)とのことです。
 なお、先生の勤務校は、4月1日から千葉県立我孫子高等学校となります。

   小泉先生メールアドレス:h.kizm9 @chiba-c.ed.jp

 * 高大連携企画室で見本をお預かりしてしておりますので、閲覧は可能です。 

 
 

【5】高大連携企画室の人事異動について(お知らせ)
 高大連携企画室のスタッフに異動がありましたので、お知らせ致します。
 特任教員の小倉正敬先生が3月31日付けで退任し、4月1日付けで野曽原友行先生が着任いたします。
 今後ともよろしくお願い致します。


【6】編集後記
 平成21年度最後の「千葉理数教育高大連携ニュース」をお届け致します。
 この1年間、ご高覧いただいた皆様に厚くお礼申し上げます。ニュースの配信は、来年度も続けて参りますが、人事異動などで、メールアドレスに変更がある方は、お手数でもご一報下さい。また、後任の方で新たに配信をご希望される方がいらっしゃいましたら、ご紹介いただければ幸いです。(五)


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