【2】第4回高校生理科研究発表会について
私たち高大連携企画室の最大の行事である「高校生理科研究発表会」が今年4回目を迎えます
(9月25日土曜日)。
化学部の顧問あるいは審査員として3回とも関わり、いつも生徒たちの熱意とひたむきさに感動
してきました。過去、運動部や音楽関係の顧問としてさまざまな大会に参加し、高校生のエネルギ
ーに圧倒されてきましたが、それに勝るとも劣らぬエネルギーが科学の分野でみなぎっていること
に強い感動を覚えたのです。
たしかに研究のレベルから言えばいろいろですが、真剣な眼差しで一生懸命プレゼンする姿は
みな一様に凛々しく美しい。堀先生もおっしゃるとおり、もっともっと励まして自信を持たせ、さらなる
挑戦をしてほしいと切に願います。
昨年は118件もの発表があり、大学主催としては質量ともトップレベルの発表会とスタッフ一同
自負しております。「こんな研究では・・・」と遠慮なさらず、ぜひ生徒たちに発表の機会を与えてほ
しいと存じます。
【今年度ISEF参加の西田 惇さんの講演もあります】
前号では審査時間を利用して「株式会社リバネス」の丸 幸弘氏の講演があることをお知らせし
ましたが、
http://koudai.cfs.chiba-u.ac.jp/koen2010.html
もうひとつ、今年度ISEFに参加してトリプル受賞を果たした筑波大学理工学群工学システム学類
1年生の、西田 惇さんにも30分程度の講演をお願いすることとなりました。
西田さんは奈良女子大学附属中等教育学校の3年次、「筋電位計測システムの開発とその応用 その2」の研究で日本代表に選ばれ、ISEFにおいてみごとグランドアワード3位、アジレント・テ
クノロジー賞、全米知的財産法協会賞のトリプル受賞に輝きました。
当日は実際にサンノゼで行った英語でのプレゼンを交え、研究内容の解説と研究への思いを語っ
てくださいます。どうぞご期待ください。
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