千葉大学|高大連携企画室

 

   
       
                 

 



 
千葉理数教育高大連携ニュース NO.59(2012.07.19)

【1】国際生物学オリンピック結果報告
【2】8/4(土)第2回千葉サイエンススクールフェスティバル
【3】8/8(水)〜9(木)SSH生徒研究発表会
【4】9/29(土)千葉大学主催 第6回高校生理科研究発表会
【編集後記】

 

【1】国際生物学オリンピック結果報告

  シンガポールで行われていた国際生物学オリンピックの結果が7月15日に新聞発表されました。日本の高校生の成績は銀メダル4でした。
  09年:金1銀3 10年:金1銀3 11年:金3銀1と上り調子だっただけに、やや残念な結果ではありますが、受賞者の皆さんおめでとうございます。
  詳しくは以下をご覧ください。
http://www.asahi.com/edu/news/TKY201207140611.html?ref=rss

 なお物理オリンピックの結果については23日頃、以下に掲載される見込みです。
http://www.jpho.jp/2012/IPhO2012Sokuho/July23-2012-Closing/2012PhO-PressRelease.pdf

---------------------------------------------------------------

【2】8/4(土)第2回千葉サイエンススクールフェスティバル

  前号でもお知らせしましたが、コアSSHの県立船橋高校による「千葉サイエンススクールネット」の主催で、8月4日(土)、千葉工業大学を会場として「第2回千葉サイエンススクールフェスティバル」が開催されます。千葉大学高大連携企画室長・工藤 一浩教授の講演も予定されています。興味関心のある生徒諸君、先生方、是非おいでください。入場は無料です。
 詳しくは以下をご覧ください。
http://www.chiba-ssnet.com/A_SSFes/index.html

---------------------------------------------------------------

【3】8/8(水)〜9(木)SSH生徒研究発表会

  昨年は震災の影響で神戸で行われたSSH生徒研究発表会でしたが、今年は再び「パシフィコ横浜」にて開催されます。日本を代表する科学者の講演に続き、全国SSH校における代表研究の口頭発表およびポスター発表が行われます。
  2日目は圧巻です。二千人以上の生徒が一堂に会し、選ばれた研究発表に続いて、非常に活発な質疑応答が繰り広げられます。日本の高校生たちのたくましさが実感できることでしょう。
誰でも自由に見学できます。

************************

主催:文部科学省 独立行政法人科学技術振興機構
会場:パシフィコ横浜(〒220-0012 神奈川県横浜市西区みなとみらい1-1-1)

第1日:8月8日(水)

9:00 全体会 
      講演: 若山 正人氏(九州大学マス・フォア・インダストリ研究所 所長)

10:30 発表・講評
12:30 昼食
14:00 発表・講評
16:00 発表賞選出
17:30 全体会(国立大ホール)(代表校選出、発表、講評)
18:00 終了

第2日:8月9日(木)

9:00 全体会(代表発表校による口頭発表)(国立大ホール)
12:20 講評、片付け(展示ホールB)
14:00 全体会(表彰,全体講評,閉会)(国立大ホール)
15:30 解散

------------------------------------------------------------------

【4】9/29(土)千葉大学主催 第6回高校生理科研究発表会

  いよいよ夏休み。「日本学生科学賞」や「JSEC」に挑戦する高校生には最後の追い込みですね。ご指導の先生方、暑い中、本当にご苦労様です。そしてどうぞ千葉大の「高校生理科研究発表会」もお忘れなく。小手
調べでも度胸試しでも何でもけっこうですから是非ご参加ください。もちろん「千葉大一筋」は大歓迎。「締め切りまであと1ヶ月」を胸に、「大発見」を目指してください。
 申し込み方法等は以下をご覧ください。
http://koudai.cfs.chiba-u.ac.jp/society24.htm

---------------------------------------------------------------

【編集後記】

 科学は世界の見方として自然なものではなく、歴史上、西欧文明にただ一度かぎり生まれ、幸運にも生き延びた方法であるという考えがあります。関連して、古来、自然と一体となって生きてきた日本人には、技術の恩恵は存分に利用できても、科学の本質はほんとうには理解できないのだ、とは繰り返し言われてきたことです。
  しかし一方で、科学は決して特別な思考ではなく、どんな民族でも生き残るために必ず使ってきたのだ、という主張があります。迷信にどっぷりつかっているように見えるいわゆる未開の民族も、大事な場面ではまじないに頼らず、器用に仮説→検証の科学的方法を使いこなしていると。
  幼児がどのように言葉を覚えるか、という最近の研究も、科学的な思考が人類普遍の能力であることを支持していると言います。

  今年もまたコンテストや研究発表の盛んな季節になってきました。「人類普遍の能力」を少しでも伸ばせるように、皆さんといっしょに、生徒たちを励ましていきたいと思います。

  ************************

野曽原友行

千葉大学高大連携企画室
tel:043-290-3526
fax:043-290-3962
E−mail:t-nosohara@faculty.chiba-u.jp









 
   
 
 
 
 


 
 



ちば元気プロジェクト

Copyright(C)2007-2011 Chiba University. All Rights Reserved.