千葉大学|高大連携企画室

 

   
       
                 

 



 
千葉理数教育高大連携ニュース NO87(2014.12.16)

【1】JSEC(高校生科学技術チャレンジ)の結果
【2】小泉治彦著「理科課題研究ガイドブック 第3版」が発行
【3】理科課題研究ガイドブックの印刷・製本について
【編集後記】

 


【1】JSEC(高校生科学技術チャレンジ)の結果が発表されました

  本年度のJSECは12月13日(土)・14日(日)、日本科学未来館にて
最終審査会が行われ、ファイナリスト30研究から各賞の受賞者が決定し、表彰
式が行われました。
  千葉県からは県立千葉高校(化学)、県立船橋高校(情報)、県立柏高校(数
学)、市立千葉高校(電気・機械工学)、芝浦工大柏高校(化学)の5件がファ
イナリストとして出場し、市立千葉高校1年の市毛貴大さんの「ロータリーエン
コーダを位相比較器として用いたDCモーターのPLL制御」に科学技術振興機
構賞が、芝浦工大柏高校2年の土田誠さんの「チューブ内の水素燃焼炎の移動速
度の研究」にJFLスチール賞が授与されました。おめでとうございます。
  詳しくは以下のウェブサイトをご覧ください。
http://www.asahi.com/shimbun/jsec/

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【2】小泉治彦著「理科課題研究ガイドブック 第3版」が発行されます

  「課題研究の指導にたいへん役立つ」と評判の、小泉治彦著「理科課題研究ガ
イドブック 第3版」が今年度末、千葉大学先進科学センターより発行されます。
第2版と比べて量・内容ともより充実しております(改訂箇所の比較的多い第1
部、5部のPDFをご覧ください)。
  第2版発行以降、在庫は瞬く間に底をつき、多くの学校・先生方から印刷・製
本についてのお問い合わせを受け、PDFの利用等の手立てを講じていただいてお
りました。今回は「印刷・製本」の正文社と協議の上、比較的少部数でも低価格
でガイドブックを入手でできるようにと考え、年度内に注文をまとめて印刷する
ことを企画しました。
  お申し込み方法等の詳細は【3】の通りですが、20部以上を同一の場所に送
付する場合は1冊400円(消費税込み、配達料別)とさせていただきます。
  来年度の副教材等にご利用いただけたら幸いです。


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【3】理科課題研究ガイドブックの印刷・製本について

  小泉治彦「理科課題研究ガイドブック第3版」の電子版は無償でダウンロード
できます。印刷や製本をして自分自身あるいは高等学校での教育に無償で使って
いただけます。
  学校教材として印刷・製本されたものをご希望の方は株式会社 正文社 に平成
27年2月10日までにお申し込みください。下記の条件で印刷・製本された理科課
題研究ガイドブックをお届けします。

・20部以上を同一場所に送付する場合に限り1冊あたり400円(消費税込、配達料
  別)で承ります。より少部数をご希望の場合は直接、著者・小泉治彦までご相
  談ください。正文社では受けかねます。
・50部以上を申し込まれ一括送付を希望される場合は配達料不要です。20部以上
  49部以下の場合は別途配達料をいただきます。宅配便を利用しますので配達料
  はお届けする地域により異なります。
・申し込みの締め切りは2月10日(火) です。2月末にお届け予定ですが、お届け
  を4月にすることも可能です。4月配送の場合は平成27年度のお支払いも可能
  です。
・支払いに対しては 株式会社 正文社 が領収書を発行します。見積書、請求書
  も必要に応じて発行します。正文社は千葉大学を始め官公庁への納入実績あり
  ます。納期や支払いについて条件がある場合は、申し込み前にご相談ください。
・千葉大学は申し込みの取次はいたしません。印刷・製本を希望される方は

  株式会社 正文社
  260-0001 千葉市中央区都町 1-10-6
  Tel. 043-233-2235, Fax. 043-231-5562,
  E-mail:  t.mizuguchi@seibunsha21.co.jp
  http://www.seibunsha21.co.jp

  へ直接ご用命ください。

  課題研究ガイドブック第2版を発行した際には多くの学校・先生から印刷・製
本についてお問い合わせをいただきました。今回は正文社と協議のうえ、比較的
少部数でも低価格で印刷・製本されたガイドブックが使用できるようにと考え、
年度末に注文をまとめて印刷することを企画しました。

千葉大学 先進科学センター, 高大連携専門部会


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【編集後記】

  先月号では天道虫を使った生物農薬の研究についてご紹介しました。これは動
物同士の関係をうまく利用して農薬の代わりをさせようとするものですが、植物
同士の関係を上手に利用しても病気を防いだり害虫を寄せ付けないようにするこ
とができるようです。
  例えば、ビニールハウスのような限られた閉鎖空間の中で、スイカやメロンを
作る場合、一緒にネギを植えると病気の発生が少なくなると聞きます。
  近くに植えておくと虫が付きにくかったり、元気によく育ったり、お互いの成
長に良い影響を及ぼす植物の組み合わせが有るのでしょう。また、逆に近くにい
るだけでお互いに悪い影響を及ぼしあい互いに成長や繁殖を抑制する植物も有る
のだろうと思います。
  相性が良いからといって、同じ組み合わせで栽培を続けると、土壌細菌環境や
土質、などのバランスが崩れ連作障害が発生して、虫が付きにくくなるが生育が
悪くなるなど、必ずしもいい影響を及ぼすだけとは言い切れない場合もあります。
バランスが崩れるとやはり悪影響が出てくることも考えられます。
  稲作農家では毎年苗づくりのためにパレット上に種籾を密植します。極まれに
ですが細長く白い如何にも弱そうな苗が1つのパレットの中に数本できるのを見
かけます。これも生物同士の影響なのかもしれません。
  人の生命を維持するために食糧は必須な物、そのためにはどうしても農業は必
要不可欠な産業です。その農業にとって害虫や病気の被害は正に死活問題、まだ
まだ研究の余地は有りますね。


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御須 利

千葉大学高大連携専門部会
tel:043-290-3526
fax:043-290-3962
E-mail:misu@chiba-u.jp

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