高校生理科研究発表会
Event

第17回高校生理科研究発表会・開催報告


   第17回高校生理科研究発表会は,9月30日(土),文部科学省・千葉県教育委員会をはじめ多くの団体の共催・後援・協賛を得て千葉大学体育館で開催されました。 昨年(第16回)は,新型コロナ感染症対策で密集を避けるため,講義室でプロジェクターを用いての口頭発表と,オンラインシステム上に発表資料を掲示するハイブリッド型の発表会として実施しましたが,今年度はコロナ禍前の形式に戻して対面でのポスター発表会として実施しました。なお,発表会は,インフルエンザ感染症,新型コロナ感染症対策としてパネル間隔を広めにするとともに,参加生徒は午前・午後の入れ替え制とし,発表資料をオンラインシステム上に掲示する方式も昨年同様に使用しました。
  コロナ禍前の通常の発表会に近い形式に戻しての開催ということもあり,物理や化学など8分野で研究発表を募集したところ,昨年の申込数を超え,全国の49校から305件の応募がありました。発表会当日の参加高校生は676名であり,オンラインシステムには発表者や審査委員のほか,高校教員,大学教員,後援・協賛団体の見学者等を合わせ,合計906名を招待しました。 開会に先立ち,オンラインシステムを通じて中山千葉大学長より研究熱心な高校生へ励ましのビデオメッセージが送られました。発表会では,参加者による活発な質疑応答が行われ,すべての研究発表に対し,科学研究や教育の第一線で活躍する審査委員の先生方から,研究の素晴らしい点や改善を要する点へのコメントが与えられました。4年ぶりに「最優秀賞」,「千葉大学長賞」等の特別賞も復活させ,55件の優秀な研究発表に対して賞が贈られました。約4年ぶりの対面でのポスター発表会の開催となりましたが,参加する生徒一人一人が,これから更に研究を進めていく上での有益なアドバイスを得られる本発表会の特色はしっかりと継続されていました。

第17回高校生理科研究発表会・実施概要
第17回高校生理科研究発表会の動画(YouTube)

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