ご挨拶
Greeting

ご挨拶

音 賢一 写真
千葉大学 高大連携支援室長
音 賢一      
Oto Kenichi         

将来を担う若者の育成は大学の最も重要な使命であり、一人ひとりの個性を活かし育むことは教育の基本です。特に最近では、初等中等教育と高等教育が連携して育成を進めることが益々重要となっています。本支援室は、高校との連携を通してこれら使命を達成することを目的に作られました。現在では、高校生理科研究発表会、サマースクールや出張講義、SSHやSGHへの協力など、高校生を対象とした様々な活動を、高校の先生方をはじめ、教育界、産業界、マスコミなどと協力しながら推進しています。

千葉大学における高大連携活動の1つは、社会において高大連携の重要性が唱えられる以前の1998年の17歳飛び入学と同時に始まりました。これは、若者の個性発掘や向学心育成・能力の進展には、初等中等から連続した教育が不可欠と考えたからです。高校の先生方をはじめとした非常に多くの方々との意見交換やご協力を得て、高校・大学教育の様々な課題に取り組んで来ました。また、2020年に顕在化した新型コロナウィルス感染症問題は、教育環境の変化を一気に加速させたとも言えます。当支援室は、これからも、これら新しい課題も意識しつつ、高校の先生方をはじめ地域の皆さまと共に高大連携の活動を進めて行きたいと考えています。

千葉大学は10学部を有する総合大学であり、特に本支援室には、高校での教員経験豊富な2名の特任教員、専任の事務員のほか、文系・理系・医系の兼務教員も揃っています。2022年度からは高校で「総合的な探究の時間」が必修化され、これまで以上に高校と大学との連携が必要とされるのではないかと考えています。高大連携支援室は、そのための門戸を開いた案内・相談窓口として、高校と大学の連携事業の橋渡しをしたいと考えています。どうぞお気軽にご相談下さい。

2023年4月

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