千葉理数教育高大連携ニュース NO117(2017.06.01)
【1】第11回高校生理科研究発表会のご案内(再掲)
千葉大学では、「産官学・マスメディア」を統合した次世代型の高大連携をめざし、新しい理数教育高度化の取り組みを行っています。その活動の目玉として、高校生を対象とした理数分野の自由研究発表会を開催しています。今年度11回目となる「高校生理科研究発表会」です。
高校生の理科(物理、化学、生物、地学)、数学・情報に関する先進的・創造的な研究発表を期待します。
この催しには、文部科学省、朝日新聞社をはじめ多くの機関・組織の共催・後援・協賛をいただいています。
日時
2017年9月30日(土)
9:00~17:00(予定)
会場
千葉大学西千葉キャンパス(千葉市稲毛区弥生町1-33)
体育施設(体育館)を中心に開催します。
プログラム
8:30 ~ 9:00 | 発表会場で受け付け、ポスター掲示など各自の発表準備 |
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9:00 ~ 11:00 | 「グループA」のポスター発表 |
11:00 ~ 11:50 | 昼食・休憩 |
11:50 ~ 13:50 | 「グループB」のポスター発表 |
13:50 ~ 14:00 | 表彰式会場へ移動 |
14:00 ~ 15:30 | 講演 |
15:30 ~ 16:40 | 表彰式・講評・特別賞受賞者写真撮影 |
なお、「募集要項」は下記URLに掲載されています。
高校生理科研究発表会 募集要項
【2】「サイエンスイベント」参加者募集中
夏休みを中心に今年もすばらしい講座が計画されています。イベントのテーマ、開催日時、場所は以下の通りです。各高校の先生方、関心のある生徒さんに是非紹介してください。イベントの詳しい内容・お申し込みは、関連学部のウェブサイトまたは下記のウェブサイトをご覧ください。
「放射線博士になろう!~放射線の飛んだ跡やDNAの傷をみてみよう~」
平成29年 8月4日(金)
千葉大学教育学部(西千葉キャンパス)4号館
http://www.cfs.chiba-u.jp/koudai-renkei/news/2017/files/ht29074.pdf
「傷を治す体の仕組みを免疫細胞から考えてみよう」
平成29年 8月3日(木)
千葉大学教育学部(西千葉キャンパス)4号館、5号館
http://www.cfs.chiba-u.jp/koudai-renkei/news/2017/files/ht29075.pdf
「薬草から薬ができるまで ~人々の健康を守る植物~」
平成29年 8月20日(日)
千葉大学環境健康フィールド科学センター
http://www.cfs.chiba-u.jp/koudai-renkei/news/2017/files/ht29076.pdf
「身近な緑を楽しみましょう -日本と海外の自然遊びを知る-」
平成29年 8月27日(日)
千葉大学大学院園芸学研究科
http://www.cfs.chiba-u.jp/koudai-renkei/news/2017/files/ht29077.pdf
【3】「第20回数理科学コンクール」参加者募集中
千葉大学先進科学センター主催、「第20回数理科学コンクール」が、平成29年7月15日(土)、16日(日)の2日間、千葉大学西千葉キャンパス総合校舎4号館に於いて行われます。
コンクールの詳しい内容・お申し込みは、下記のウェブサイトをご覧ください。
http://www.cfs.chiba-u.jp/koudai-renkei/news/2017/files/20surikagaku.pdf
http://www.cfs.chiba-u.jp/koudai-renkei/news/2017/files/20surikagaku1.pdf
【4】2017年第1回千葉大学化学教育研究懇談会が行われます
2017年第1回化学教育研究懇談会が、平成29年7月12日(水)、千葉大学西千葉キャンパス・ベンチャービジネスラボラトリ・3階会議室に於いて行われますので、ご参加くださいますようお願い申し上げます。
今回は,新進気鋭の先生方に最新の研究成果を紹介していただきます。
懇談会の詳しい内容・お申し込みは、下記のウェブサイトをご覧ください。
http://www.cfs.chiba-u.jp/koudai-renkei/news/2017/files/2017kagakukondankai.pdf
【5】独立行政法人日本学術振興会サイエンス・ダイアログ事業のご紹介
本事業は、日本学術振興会のフェローシップ制度により来日している外国人研究者を、高等学校等に講師として派遣し、自身の研究や出身国に関する講義を英語で行うことで、生徒の学術研究への関心及び国際性への理解を深めることを目的としています。経費はかかりません、交渉を英語で行う必要がありますが、それについては千葉大学でお手伝いできる可能性がありますので、千葉大学高大連携専門部会までお問い合わせください。
本事業の詳しい内容・お申し込みは、下記のウェブサイトをご覧ください。
https://www.jsps.go.jp/j-sdialogue/school_sanka.html
【編集後記】
写真のようにエチルエーテルを入れたガラス管を作り半田ごてで加熱し中の様子を観察してみました。加熱後沸騰を始めてからしばらくすると液体と気体の境目、つまり液面がなくなり全体が気体のような液体のような状態になります。次に半田ごての電源を切り徐々に温度を下げていくと次第に揺らぎが大きくなり突然液面が現れます。実に不思議な現象が観察できます。
このエーテル管は次のようにして作成しました。まず長いガラス管の一端を溶融し閉じます。次に他端を引きながら加熱しガラス管の口径を小さくします。徐冷した後にエチルエーテルを注入し氷で冷やしながら素早く管を閉じます。
エチルエーテルは引火しやすい物質で危険です。この実験は充分に安全を確保し自己責任で行うことと多少の勇気が必要であることは言うまでも有りません。決してお勧めしません。私はこのエーテル管を作るための事前実験としてガラス管にエチルエーテルを入れた後に遠く離れた位置から故意に引火をさせてみて燃え方を調べてみました。
詳しくは下のURLをご覧ください。
http://www.cfs.chiba-u.jpkoudai-renkei/news/2017/files/chourinkai.pdf