千葉理数教育高大連携ニュース
News

千葉理数教育高大連携ニュース NO.130(2018.07.01)

【1】「千葉大学理学部生物学科サマースクール」参加者募集中

 理学部生物学科では平成30年8月2日(木)、8月3日(金)の2日間、千 葉大学西千葉キャンパスに於いて高校生を対象として講義や実験を行います。書 籍やインターネットからは得ることができない生物学の醍醐味を知り、大学で行 われている研究の雰囲気を味わうことができます。  サマースクールの詳しい内容・お申し込みは、下記のウェブサイトをご覧くだ さい。 http://www.cfs.chiba-u.jp/koudai-renkei/topics/files/h30summerschool.pdf

【2】「君も物理チャレンジを!2018」物理講習会が開催されました

 千葉大学先進科学センターは、千葉市科学館とNPO法人物理オリンピック日 本委員会(JPhO)と共催し、高校生向け物理講習会「君も物理チャレンジを! 2018」を、5月6日から6月10日のうち4日間にわけて開催しました。2 6名の参加がありました。  講習会は、物理学を専門とする千葉大学教授等が講師となり、JPhOが実施 する「物理チャレンジ」の第1チャレンジの過去問を教材として、模試を解説す る方法で授業が進められました。実験指導では、JPhO近藤泰洋先生(元東北 大学教授)による大気の圧力の測定実験、重力加速度の測定実験、レポートのま とめ方・書き方のポイントや極意などについて指導等が行われました。  両方の実験とも測定値を表と図で表示し、図から重力加速度や大気圧を求める 方法や系統誤差と偶発誤差について考えるのに適した課題でした。  受講生の中には、考えられる誤差の原因を確かめるために、どのような条件を 変えて実験するべきかを考え、実験条件をさまざまに変えて測定し、そこから定 量的に何が言えるのか、自分の仮説や理論と比較し、踏み込んだ解析をする生徒 もいました。また、両方の実験とも実験手法にはさまざまな工夫が見られ、学校 の授業で時間制限の厳しいなかで行う実験ではできない試行錯誤を繰り返しなが ら実験を行った受講生もいて、次世代を担う若き物理学者の誕生が期待されます。  千葉大学は「物理チャレンジ」の成績優秀者に、先進科学プログラム(飛び入 学)の筆記試験免除を行っており、今後もこの講習会を継続的に開催する予定で す。


【3】こども見学デイ2018「2050年問題 解決するのは君だ」参加者募集中

 千葉大学普遍教育(1・2年生対象)の講義内容をわかりやすく説明します。 それをもとにグループで討論します。アカデミックリンクセンターの図書を使っ たり、インターネットを使ったり、まわりの方々にインタビューしたりして知識 を深めるアクティブ・ラーニングを体験しましょう。  詳しい内容・お申し込みは、下記のウェブサイトをご覧ください。 https://www.clinicaldesignchiba-u.com/

【編集後記】

 間欠泉のモデルを作ってみました。フラスコを加熱すると水は沸騰し上部の蒸 気室の部分の体積が増加します。その結果、フラスコ内の水面は下がりガラス管 の端に達すると勢いよく熱水が噴出します。続いて、蒸気室の圧力は下がり上の ペットボトルの水が補給され再び水面は上がります。この繰り返しで間欠的に熱 水が吹き上がります。  この周期は何によって決まるのか疑問が湧いてきて見ているだけで飽きません。 詳しくは下のURLをご覧ください。

http://www.cfs.chiba-u.jp/koudai-renkei/information/files/kanketusen.pdf

▲ PAGE TOP