イベント
Events

「君も物理チャレンジを! 2017」講座 実施報告書

平成29年6月12日
君も物理チャレンジを!講師一同

表記の「君も物理チャレンジを! 2017」講座を、千葉市科学館(平成29年5月14日, 6月4日)と千葉大学(5月7日, 6月11日)で開催しました。参加者は20名で、4日間の講座を予定通り無事終了いたしました。その実施状況を簡単に報告いたします。

講座の概要

目的

千葉県および近郊で物理チャレンジに応募し、さらには物理オリンピック参加を目指す意欲ある高校生の科学の能力を育成することを目指して実施しました。

開催

千葉大学先進科学センター(主催)、千葉市科学館、 物理オリンピック日本委員会(共催)

期日・会場

平成29年5月7日(日)、5月14日(日)、6月4日(日) 、6月11日(日)
千葉市科学館8F 科学実験室B、および講義室
千葉大学 理学部 2号館 3F物理会議室、2F先進科学会議室、2F先進科学セミナー室

内容

(1)物理チャレンジ第1チャレンジの過去問題を使った模擬テストとその解説
(2)物理チャレンジ第2チャレンジの実験問題(2016年実施)を使った実験課題の実施およびレポートのまとめ方等についての指導

講師

大高一雄(千葉市科学館長)、近藤泰洋(元東北大学教授、物理オリンピック日本委員会理事)、松元亮治、中山隆史、花輪知幸(千葉大学教授)、御須利 (千葉大学特任准教授)、杉本高大(千葉大学特任助教)

受講料

無料(千葉市科学館への入場料も無料)

受講生

20名 (高校3年 2名、高校2年 12名、高校1年 6名)
(出身校:千葉県 15名、東京都4名、茨城県 1名)

講座の実施状況

5月7日:理論課題(力学)、物理オリンピックの紹介

例年と同様に、模擬試験のあとに自己採点を行い、その成績に応じて3クラスに分けて解説を行った。本年も午前に力の釣り合いに関する問題、午後に物体の運動に関する問題と内容を絞り、類題はまとめるようにした。参加者のうち2名は用意した問題はすでに十分理解していたので、千葉大学飛び入学の過去問題を教材にした別クラスを設けた。

5月14日:実験課題、レポート指導

午前中は大高一雄千葉市科学館館長、音賢一先進科学センター副センター長の挨拶・講師の紹介・千葉市科学館の利用についての諸注意につづき、実験課題に取り組んだ。近藤先生の指示のもと、2016年の物理チャレンジ第2で行われた渦実験課題に取り組んだ。実験の基礎となる電磁誘導についてまだ学習していない参加者が多いことを考慮し、最初に提示実験と電磁誘導の基礎に関する講義を行った。

6月4日:理論課題(電磁気学)、レポート指導

受講生の電磁気の履修状況に合わせて3クラスに分け、模擬試験とその問題の解説や関連事項の講義を行った。午前は静電場や電気回路の問題、午後の後半は電磁誘導や荷電粒子の運動の問題に取り組んだ。また午後の前半には、近藤先生により、実験レポートの書き方の基礎・ポイントの講義があり、その後に5月14日の実験レポートを返却しながら個別指導が行われた。

6月11日:理論課題(原子物理・波動)・熱力学

午前は主に波について模擬試験と講義とその解説を行った。午後の最初に検電器を用いた実験、大きなアルミ板を電極、サランラップを誘電体としたコンデンサーによる実験などを行った。検電器の実験は6月4日に理論課題として出題された問題に関するものである。コンデンサーの実験では、電極間の距離の変化による昇圧を放電管により提示した。これに引き続き、熱力学に関する問題、量子力学・原子核に関する問題に取り組んだ。例年に比べて、量子力学・原子核に関する問題の割合を下げた。参加者のうち2名については千葉大飛び入学の過去問題や物理チャレンジ第2チャレンジの過去問題を教材として用いた。

実験講座 風景

▲ PAGE TOP