高校生理科研究発表会
Event

第16回高校生理科研究発表会・開催報告


   第16回高校生理科研究発表会は、9月24日(土)、文部科学省・千葉県教育委員会・朝日新聞社をはじめ多くの団体の共催・後援・協賛を得て千葉大学工学部で開催されました。 昨年、一昨年とコロナ禍の影響を受けオンライン開催でしたが、今年度はプレゼンテーションソフトを用いての対面での口頭発表とオンラインシステム上に発表資料を掲示(閲覧期間9月20日~30日)するハイブリッド型の発表会として実施しました。発表会では、各発表者は予め音声解説付きの発表資料をオンラインシステム上に掲示し、これを閲覧した審査委員の質問を踏まえて対面での発表に臨みました。 対面とオンラインの併用での開催ということもあり、申込数の想定が難しいなか、物理や化学など8分野で通常開催と同じ規模で研究発表を募集したところ、申込件数は279件、60校からの応募がありました。前回(第15回)の申込数には若干達しませんでしたが、オンラインシステムには発表者や審査委員のほか、高校教員、大学教員、後援・協賛団体から190名、合計853名を招待しました。対面での発表会当日は感染症対策として1研究につき発表者2名までと制限をした結果、参加高校生は375名でした。
  開会に先立ち、中山千葉大学長より研究熱心な高校生へ励ましのビデオメッセージが贈られました。 発表会での質疑応答では、すべての研究発表に対し、科学研究や教育の第一線で活躍する審査委員の先生方から研究の素晴らしい点、改善を要する点などのコメントが与えられました。参加する生徒一人一人が、これから更に研究を進めていく上での有益なアドバイスを得られる本発表会の特色はしっかりと継続されました。

第16回高校生理科研究発表会・実施概要
第16回高校生理科研究発表会・オンライン開催概要

▲ PAGE TOP