「千葉大学先進科学センター創立20周年記念シンポジウム」を開催します
掲載日:2018/05/01
1998年に17歳の大学生が3名誕生してから20年が経ちました。
日本における「飛び入学」を中心となって推進してきた先進科学センターも創立20年となり、卒業生も社会で活躍しています。
本シンポジウムでは、飛び入学生募集開始から20年間の成果についてご報告するとともに、今後の方向性について討論します。
皆さまのご参加をお待ちしています。
千葉大学先進センター創立20周年記念シンポジウム
日時: 平成30年6月8日(金) 13:30-17:00 (受付開始 13:00)
場所: 千葉大学 西千葉キャンパス けやき会館 大ホール
参加無料・どなたでもご参加いただけます
第一部 講演
13:30- | 学長挨拶 徳久 剛史 千葉大学長 |
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13:35- | 来賓祝辞 八島 崇 氏 文部科学省高等教育局大学振興課 課長補佐 |
13:40- | 基調講演 大学飛び入学―日本型エンリッチ・モデルの挑戦― 岩永 雅也 氏 放送大学 副学長 |
14:10- | 先進科学センターの現状報告 髙橋 徹 千葉大学先進科学センター長 |
14:30- | 挑戦する科学と遊び心 金子 克美 氏 信州大学 特別特任教授 (千葉大学名誉教授、第3代先進科学センター長) |
14:50- | 未知の海底をロボットで探る 大木 健 氏 海洋研究開発機構 技術研究員 (先進科学プログラム 第7期生) |
第二部 討論
15:20- | 「20年でできたこと、できなかったこと」 モデレーター:花輪 知幸 千葉大学先進科学センター 教授 |
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16:05- | 「入試状況の変化と今後の展望」 モデレーター:音 賢一 千葉大学先進科学センター 副センター長 |
パネリスト: 岩永 雅也 氏(前出)/金子 克美 氏(前出)/大木 健 氏(前出)/髙橋 徹(前出) | |
16:55- | まとめ |
時間:17:30-19:30
会場:けやき会館1階 レストラン・コルザ
参加費:3,000円
講演者プロフィール
基調講演 「大学飛び入学―日本型エンリッチ・モデルの挑戦―」
早期教育、才能教育に関する造詣が深く、世界動向にもお詳しい岩永雅也氏に、世界の中での飛び入学について、大所高所から講演していただきます。

岩永 雅也 氏 (放送大学 副学長)
東京大学大学院教育学研究科博士課程修了。専攻は教育社会学・才能教育論・生涯学習論
著書に『創造的才能教育』(共編著 玉川大学出版部)、『才能教育論』(共編著 放送大学教育振興会)、『大人のための「学問のススメ」』(共著 講談社)、『生涯学習論』(放送大学教育振興会)ほか。
現役研究者(元センター長)からのメッセージ 「挑戦する科学と遊び心」

金子 克己 氏 (千葉大学名誉教授、先進科学センター 第3代センター長)
信州大学 先鋭領域融合研究群 環境・エネルギー材料科学研究所 特別特任教授。
平成22年3月まで千葉大学大学院理学研究科教授として、ナノ細孔空間中の分子とイオンの科学、ナノ細孔系カーボンの構造と物性研究を推進してきた。平成22年4月からJSTの「地域卓越研究者結集プログラム-エキゾチック・ナノカーボンの創成と応用プロジェクト拠点」の特別特任教授として信州大学に赴任した。平成26年4月から現職。講演ではナノスケールの物質界における分子やイオン達が人間社会のように“損得を考えて”振舞っていること、これらを例に科学がまだまだ完成域に達していないことを紹介する。
活躍する卒業生からのメッセージ 「未知の海底をロボットで探る」

大木 健 氏 (千葉大学先進科学プログラム 7期生)
海洋研究開発機構(JAMSTEC) 地震津波海域観測研究開発センター 技術研究員。
2008年千葉大学工学部電子機械工学科(先進科学プログラムFTコース)卒業。2013年、東北大学大学院工学研究科航空宇宙工学専攻修了、博士(工学)。東北大学博士研究員等を経て2014年より現職。専門は移動ロボティクス、海底ケーブルシステム。未知の環境を移動探査ロボットで解き明かすことに興味を持つ。
Web申込フォーム、またはメール・FAX・はがきにて、必要事項をご記入の上、お申し込みください。
件名:「シンポジウム参加希望」
連絡事項:氏名、所属、メールアドレス、情報交換会参加の有無
千葉大学先進科学センター
TEL: 043-290-3521 FAX: 043-290-3523 E-mail: cfs-info (at) chiba-u.jp