留学のチャンスを生かして

最高の研究人脈と留学のチャンスを得て、研究にまい進

  • スイス連邦工科大学チューリッヒ校(留学中)
    坂梨昂平さん

    2014年4月、FTコースに入学。先進科学セミナーなどから影響を受け、物性物理学に興味を持ち、2年進級時ナノサイエンス学科に転科。2016年9月からスイス連邦工科大学チューリッヒ校に留学中。

メッセージ

3年生の4月から、キャリアパスプログラムという留学制度で、スイス連邦工科大学チューリッヒ校(ETHZ)に留学しています。通常研究室配属以降、特に修士課程以降でなければ積むことのできない貴重な海外での研究経験です。ETHZは、あのレントゲンやアインシュタインも学んだ自然科学と工学の専門大学。これまでに21名ものノーベル賞受賞者を輩出しています。若いうちからそのような研究者と直接交流できることはとても有意義に感じます。また、スイスのみならず日本を含め多くの国から研究者や学生がやってくるため、早い時期から多くの人々と交友関係を持つ機会を得ることができました。加えて世界のトップクラスの大学の学生がどのように学び、研究しているかを間近に見ることで、とてもモチベーションが上がります。

私は高校時代には英語に強い苦手意識を持っておりましたが、先進科学プログラムの2回のカナダ留学と今回のスイスへの留学を経て、英語で議論をしたり研究を行ったりということが当たり前と思えるまで、苦手意識を払拭することができました。ぜひ皆さんも挑戦してみてはいかがでしょうか。

(2017年7月現在)